芦田愛菜『星の子』、力強い姿のティザービジュアル解禁 10月公開決定
女優の芦田愛菜が主演し、芥川賞作家・今村夏子の原作を大森立嗣監督が映画化する『星の子』の公開が10月に決定し、ティザービジュアルが解禁された。
【写真】芦田愛菜、ちひろ役のために髪を30cm以上カット
最新作『むらさきのスカートの女』で、令和初となる第161回芥川賞を受賞した気鋭の小説家・今村の原作を初めて映像化する本作。映画『日日是好日』(2018)で報知映画賞最優秀監督賞を受賞した大森監督が脚本も担当し、音楽の世武裕子をはじめ、同作のスタッフが再び集結する。5年ぶりの実写映画主演となる芦田は、本作のためにトレードマークであった長い髪を30cm以上カットし撮影に臨んだ。
大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親は、病弱だった幼少期のちひろを治した“あやしい宗教”を深く信じていた。中学3年になったちひろは、一目惚れしてしまった新任のイケメン先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。そして、彼女の心を大きく揺さぶる事件が起きる―。
解禁されたティザービジュアルには、赤く揺らぐ背景の前に力強く立ち、真っ直ぐに遠くを見つめる主人公のちひろが描かれている。そこに「信じる。愛する。大人になる。」というコピーが添えられ、多難な思春期から逃げ出さず、前を向いて生きようとする彼女の決意が感じられるビジュアルに仕上がった。
映画『星の子』は10月全国公開。