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大停電、暴動、殺人鬼…ナオミ・ワッツが挑むマインドブレイク・スリラー公開決定&予告解禁

映画

 女優のナオミ・ワッツが主演を務めるスリラー映画『THE WOLF HOUR(原題)』が、邦題を『ウルフ・アワー』として7月31日より公開されることが決定し、予告映像と日本版アートワークが解禁された。

【写真】恐怖におびえるナオミ・ワッツ…『ウルフ・アワー』場面写真

 本作は、当時治安が全米最悪で、大停電も発生した1977年のニューヨークが舞台のマインドブレイク・スリラー。過去のトラウマから外界への恐怖心を持ち、最も危険なサウスブロンクス地区にあるアパートの自宅に閉じこもって暮らす女流作家の凄絶(せいぜつ)な体験をスリリングに描く。サンダンス映画祭で正式上映されるなど高評価を得た。

 映画『21グラム』(2004)や『インポッシブル』(2013)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた経験を持つ主演のナオミは、本作で製作総指揮も兼任。彼女がスターダムを駆け上がるきっかけとなった、デヴィッド・リンチ監督作『マルホランド・ドライブ』(2002)で演じた役柄を彷彿(ほうふつ)とさせるような、深い闇に堕ちてゆく女性を熱演する。

 記録的な猛暑を迎えたニューヨーク。治安の悪化により暴徒と化した市民が至るところで略奪を繰り返し、さらに女性ばかりを狙う連続殺人鬼“サムの息子”の出現が街に暗い影を落としていた。ブロンクスに暮らす女流作家のジューン(ナオミ)は、カウンターカルチャーの旗手として輝かしいキャリアを築いてきたが、ある事件をきっかけに筆を断ち、外界と隔絶し自宅に閉じこもっていた。ある日、ジューンの暮らすアパートのブザーがけたたましく鳴り響く。一体、誰が彼女を訪ねてきたのか? そのブザーは、彼女を待ち受ける地獄の始まりにすぎなかった…。

 予告映像は、自宅に閉じこもるジューンが窓から街を見下ろす場面からスタート。彼女の部屋のテレビには、連続殺人犯“サムの息子”が「ドブの中からこんにちは。サムの息子より」と書いた手紙が映し出されている。続けてジューンのトラウマのきっかけとなった出来事や、「いつ誰に襲われてもおかしくない」という異常な状況で、彼女が次第に追い込まれていく様が緊張感たっぷりに描かれていく。

 そしてついに、部屋のベルが鳴りドアを開けたジューンは「ドブの中からこんにちは」と語りかけられ「やめて!」と叫ぶ。最後は、炎に包まれた街の中、ジューンらしき人物が佇む場面で幕を閉じる。
 
 日本版アートワークは、深刻な表情を浮かべるジューンのアップに、燃えさかるニューヨークの街が重なったデザイン。横には「悪意が、わたしを狂わせる」というキャッチコピーが添えられており、ヒロインの過酷な運命を予感させるビジュアルとなっている。

 映画『ウルフ・アワー』は、7月31日よりヒューマントラストシネマ渋谷で開催される「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」にて公開。

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