ケネス・ブラナー『ナイル殺人事件』10月23日公開
映画
関連 :
アガサ・クリスティの傑作ミステリーを、俳優のケネス・ブラナーが監督と主演を務めて映画化した『Death of the Nile（原題）』が、邦題を『ナイル殺人事件』として10月23日より公開されることが決定した。
【写真】ケネス・ブラナー監督作『オリエント急行殺人事件』フォトギャラリー
“ミステリーの女王”アガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今なお全世界で愛される名探偵ポアロシリーズ。本作は、同シリーズの中でもアガサ自身が「旅行物のミステリーで史上最高傑作」と称する原作「ナイルに死す」を映画化した犯罪ドラマ。彼女の生誕130周年、そして名探偵ポアロシリーズ出版100周年となる今年、ついに公開される運びとなった。
今回ポアロが難事件に挑む舞台は、エジプトのナイル川を行く豪華客船。ピラミッドやアブシンベル神殿といったエジプトの名所をバックに、愛と嫉妬、欲望渦巻く豪華ミステリー・クルーズが展開する。「密室殺人」「登場人物全員、容疑者」「予想だにしないトリック」と、ミステリーの魅力がそろった本作は、謎解きの面白さだけでなく人間の「心の謎」にも迫っていく。
2017年に製作された前作『オリエント急行殺人事件』に続き、監督・主演を務めるのはケネス・ブラナー。アカデミー賞に5回ノミネートされた名優が、世界で最も有名な名探偵エルキュール・ポアロを再び演じる。共演で、賞レース常連の女優アネット・ベニング、『ワンダーウーマン』で一躍注目を浴びた女優ガル・ガドットが脇を固める。
そのほか、『ローン・レンジャー』『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマー、『ブラックパンサー』のレティーシャ・ライト、ドラマ『セックス・エデュケーション』のエマ・マッキーら若手キャストが集結。それぞれがキャラクターに秘められた複雑な思いを見事に表現している。製作総指揮は、『エイリアン』（1979）『グラディエーター』（2000）などを手掛けた巨匠リドリー・スコット。
これまで、数々のシェイクスピア作品から『シンデレラ』（2015）、『オリエント急行殺人事件』まで、幅広いジャンルの作品を手掛けてきたケネス・ブラナー。彼が最も得意だとされている「人間の感情の動き」を、本作ではどのように表現しているのか注目だ。
映画『ナイル殺人事件』は10月23日より公開。
関連記事
-
Yahoo!検索で詳しく調べる
-
