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東出昌大、三島由紀夫の舞台で菅原小春と夫婦役 『MISHIMA2020』

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三島由紀夫没後50周年企画『MISHIMA2020』より舞台『憂国』(『(死なない)憂国』)に出演する(左から)東出昌大、菅原小春
三島由紀夫没後50周年企画『MISHIMA2020』より舞台『憂国』(『(死なない)憂国』)に出演する(左から)東出昌大、菅原小春

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東出昌大

菅原小春

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井桁弘恵

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 作家・三島由紀夫の作品を基にしたオムニバス形式の舞台『MISHIMA2020』が、9月下旬、東京・日生劇場にて上演されることが決まった。このうち『憂国』(『(死なない)憂国』)では、熱烈な三島ファンとして知られる俳優の東出昌大が、ダンサーの菅原小春と夫婦役で共演する。

【写真】三島由紀夫没後50周年企画『MISHIMA2020』フォトギャラリー

 本企画は、三島の衝撃的な自決から50年を迎えるのを機に、4人の演出家がそれぞれの感性で三島の新たな魅力を創出。半世紀を経てなお人々を魅了し続ける三島作品と、若い世代によって生み出される新しい感覚を融合させ、日本の純文学を現代にいきいきとよみがえらせ、創造的かつ視覚化した作品を目指す。

 東出と菅原が共演する『憂国』(『(死なない)憂国』)は、仲間から決起に誘われなかった中尉が、反乱軍とされた仲間を逆に討伐せねばならなくなった立場に悩み、妻と共に心中するという三島の『憂国』を、2020年版として新たな設定でよみがえらせる作品。時は令和。コロナ禍でライブハウス消滅の危機に瀕した夫妻が、三島の『憂国』のインフルエンサーとして大胆なメッセージを放つ。

 作・演出は映像作家として活躍する長久允で、初の舞台演出作品となる。夫・信二役を東出、妻・麗子役を菅原がそれぞれ務める。

 このほか、加藤拓也作・演出、中村ゆり、平原テツ出演の『真夏の死』(『summer remind 』)、熊林弘高演出、麻実れい、中村蒼ほか出演の「『班女』近代能楽集より」、野上絹代作・演出、伊原六花、井桁弘恵、野口かおる、高橋努出演の『橋づくし』が上演される。

 また、コロナ禍の中での本公演の制作過程を追い、三島を通して「今」をとらえるドキュメンタリー映画の製作も決まった。手掛けるのは、広告映像ディレクターとして国際的なクリエイティブアワードで多数の受賞をし、近年では映画監督としても活躍する関根光才。公開は2021年を予定している。

 三島由紀夫没後50周年企画『MISHIMA2020』は、東京・日生劇場にて、『橋づくし』と『憂国』(『(死なない)憂国』)が9月21、22日、『真夏の死』(『summer remind 』)と「『班女』近代能楽集より」が同26、27日上演。それぞれ2本立て。

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