武井咲、3年ぶり『黒革の手帖』でドラマ復帰「原口元子以外での復帰は考えられなかった」

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女優の武井咲が、今冬に放送されるドラマスペシャル『黒革の手帖~拐帯行~』(テレビ朝日系)で3年ぶりにドラマ復帰を果たすことがわかった。武井は「原口元子以外での復帰は考えられなかった」とコメントしている。
【写真】武井咲らが登壇 2017年に開催された連続ドラマ『黒革の手帖』会見の様子
2017年夏、松本清張作品初挑戦にして、『黒革の手帖』史上最年少の原口元子役に抜てきされ、大きな話題を呼んだ武井。“稀代の悪女”と言われる元子を体当たりで演じ、銀座のママにふさわしい凛(りん)とした佇まい、妖艶な仕草と笑みでまたたく間に視聴者を虜にし、女優としての新境地を開拓。物語が進むにつれ、役とともに大きな成長を遂げていった。
そんな武井が再び『黒革の手帖』の世界に帰還することが決定。3年ぶりの復活となる今作は、武井にとっても記念すべきドラマ復帰作となる。
メガバンクから横領した1億8000万円と借名口座のリストが記された“黒革の手帖”を武器に、銀座の頂点に上り詰めた元子だったが、連ドラ最終回では、彼女のもとへも警察の手が。みずからの野望のためだけに突き進んだ若きママだったが、ついにどん底へと転落してしまった。
そして3年の時が経ち、時代は平成から令和に―。刑期を終えた元子が、新たなスタートを切るところから物語は始まる。今作では、1958年に松本清張が発表した短編小説『拐帯行』をもとに、古都・金沢で“稀代の悪女”が躍動。すべてを失った女が、再び頂点を目指し這い上がっていく。
約3年ぶりのドラマ復帰について武井は、「『黒革の手帖』の撮影と放送を終えてからも、この作品のことを忘れたことはありませんでした」と今作への強い思い入れを語り、「3年という時間が経ったとは思えないくらい、元子という女性は常に近くにいたような感覚。正直、原口元子という役以外での復帰は考えられませんでした」とコメント。そして、「私自身も刑務所を出た元子の新たなスタートに胸が踊ったので、皆さんにも元子の行く末を見届けていただきたい!」とアピールした。
ドラマスペシャル『黒革の手帖~拐帯行~』はテレビ朝日系にて今冬放送。