口から長~い髪の毛が 『恐怖新聞』第2話の恐怖シーンをプレイバック!

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女優の白石聖が主演を務めるドラマ『恐怖新聞』(東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜23時40分)。9月12日放送の第3話を前に、白石演じる主人公・詩弦の視点で第2話の印象的な恐怖シーンを振り返ってみよう。
【写真】口から長~い髪の毛が 『恐怖新聞』第2話の恐怖シーンをプレイバック!
第2話は詩弦(白石)の父・蔵之介(横田栄司)の葬儀から始まる。詩弦と歌子(黒木瞳)の前で勇介(佐藤大樹)が喪服姿で手を合わせると、突然、遺影がガタンと音を立てて傾く。開始1分半で不吉な予感だ。
その後、詩弦が自宅のバスルームでシャワーを浴びていると、背後に気配を感じて振り返るも、誰もいない。詩弦は再びシャワーを浴び始めるが、今度は激しくせき込む。喉に異物を感じて口の中に指を突っ込むと、出てきたのは人間の髪。しかも手品の国旗でも出てくるんじゃないかというほどの長さ。これは第2話の監督・服部大二のこだわりで、亡き父・蔵之介の髪をイメージしたという。
さらに、排水溝に流れるお湯が徐々に赤く染まったかと思うと、シャワーヘッドからいきなり鮮血。詩弦は頭から血を浴び、「キャーーーー!」と絶叫。しかし次の瞬間、詩弦はベッドから跳ね起きる。すべては夢だったのだ。再び寝ようと布団を手繰るとカサリと嫌な音が…。新たな恐怖新聞だ。新聞に書かれた次なる予言は、刃物により女性1人が死傷するという事件。日時や場所、刺された女のそばに立つ男の挿絵も載っていた。
これまで事件を知りながら助けられなかったことに悩んでいた詩弦だが、勇介の「悪い未来がわかっているなら、いい未来に変えればいい」という言葉に突き動かされ、詩弦は勇介と親友・桃香(片山友希)と3人で事件を防ごうとする。
事件は、不倫の末、逆恨みした若い女に中年男の家族が殺されるというもの。この若い女・杏奈(日比野友香)が持つサバイバルナイフの鞘(さや)には「南無阿弥陀仏」の文字が。さらに殺しに行くときの走るフォームがやたらと美しい。女は男の家族を刺した後、「南無阿弥陀仏」と叫びながら自らの首を切ってしまう。詩弦、勇介、桃香の3人は、女が首を切った際の血しぶきを頭から浴びて全身血まみれに…。
恐怖シーンの数々が繰り広げられた第2話だが、今後、詩弦の人間関係は激変していき、新たな恐怖が襲い掛かる。さらに、第2話で徐々に壊れていく姿を怪演した黒木ふんする母・歌子の行く末も気になるところだ。
本作は、未来に起こるありとあらゆる災厄を予言し、読むごとに寿命が100日縮むという「恐怖新聞」が届くようになった女子大生の、死と隣り合わせの悪夢を描く新感覚“ルール系ホラー”。1970年代オカルトブームの火付け役となったつのだじろうによる同名漫画を、『リング』の中田秀夫監督が実写化する。シリーズ構成は乙一。
オトナの土ドラ『恐怖新聞』は、東海テレビ・フジテレビ系にて毎週土曜23時40分放送。全7回。