『MIU404』最終回 菅田将暉の悪役ぶりにネット「ジョーカーかと思った」「ヒース・レジャー級」

俳優の綾野剛と星野源がダブル主演を務めるドラマ『MIU404』(TBS系/毎週金曜22時)の最終回が4日に放送され、主人公を追い詰めるラスボスに扮した俳優の菅田将暉の演技に、ネット上には「なんでこんなに最高なの?」「ジョーカーに見えた」「ヒース・レジャー級」といった反響が巻き起こった。
【写真】『MIU404』ラスボスを演じた菅田将暉、スーツ&ヒョウ柄シャツのオフショットほか
捜査を進める伊吹(綾野)は久住(菅田)が潜むヨットハーバーに潜入。久住が所有するヨットに乗り込んだ伊吹だったが、久住とその手下によってドラッグの製造部屋に閉じ込められる。その後、救出に駆けつけた志摩(星野)は伊吹を助けるが、今度は志摩が製造部屋に監禁されてしまう。
昏睡状態から目覚めた志摩は、眠り続ける伊吹を手にかけようとする久住に拳銃を突きつける。「簡単に引き金を引ける…」とつぶやく志摩に対して、久住は「志摩ちゃんが人殺したらみんな悲しむでぇ〜上司も同僚も責任とってみんなクビやぁ〜」と煽り立てる。
その後目覚めた伊吹に、久住は笑顔で「俺と組まへん?」と一言。「はぁ?」と憤慨する伊吹は「俺はなぁ、昔の俺みたいな奴らをまっすぐな道に戻すためにやってんの!!」と言い返す。しかし久住は「戻せるん? それ…クズはクズのまんまとちゃうんか?」と話すと、表情を一変させ「どーしても許されへんかったらどうするん!? 殺すしかないんとちゃうんかぁ?」と凄んでみせる。
狂気とユーモアをあわせ持った久住を体現する菅田の芝居に、ネット上には「菅田将暉の悪役ってなんでこんなに最高なの?」「とにかくヤバい」などのコメントが殺到。さらに久住が紫色の服を着ていることや、素性が明らかにされないという設定に、映画『ダークナイト』でヒース・レジャーが演じたジョーカーを思い出す視聴者も多く、ネット上には「表情や煽り方、超良かったなぁ!! ジョーカーかと思った」「ヒース・レジャー級の佇まい」といった絶賛の声が相次いでいた。