伊藤健太郎、力士役への体作りで4kg増量「初日までに72kgを目指したい」

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公開日：2020/10/21 19:40

伊藤健太郎、力士役への体作りで4kg増量「初日までに72kgを目指したい」の

【写真】伊藤健太郎らキャスト集合＆張り手ポーズ『両国花錦闘士』会見フォト

　本作は、相撲を乙女の視点でポップに一刀両断するとともに力士や相撲道の神髄に迫った、岡野玲子の同名漫画が原作。舞台では、力士たちの姿を、歌あり、ダンスあり、笑いあり、相撲ありのエンターテインメントとして届ける。会見には、共演の大鶴佐助、大原櫻子、紺野美沙子、りょう、作・演出の青木豪も出席した。

　伊藤は美形でやせ型の昇龍役を演じるが、力士役だと聞いた時に「自分で大丈夫かと思いましたが、台本を読んでなるほどと思いました」と回顧。ポスタービジュアルでは、裸にまわしを肩に担いだセクシーな姿を披露しているが、「（駅で張るのは）ぜひ辞めていただきたい。友人から『ビジュアルすごいね』と連絡がきました」と苦笑いするも、「いい反応をいただけているので、うれしいです」と笑顔を見せた。

　劇中でもまわし姿を披露するが、記者から「抵抗はあるか？」と聞かれ、「なぜかは分からないんですけど、この仕事をしていると裸への抵抗は全くありません」と凛々しい表情で即答。体を作るため、3週間ほどジムに通っているそうで、「筋肉痛の毎日ですね。まだまだなので、初日までにはまわし姿で立ったときに恥ずかくない体に仕上げたい。体重は4kg増えて今は68kg。72kgまでいきます」と宣言。「ここで言ったからには、絶対やらないといけないですね」と苦笑いしながらも、「たくさん食べます」と意気込んだ。

　デーモン閣下が担当した主題歌をはじめ、劇中ではロックテイストの曲と共に、キャスト陣が歌やダンスも披露する。伊藤は「舞台で歌って踊るのは初めてなので、挑戦です。歌に苦手意識があるので、大丈夫かと今でも思っています」と本音を吐露するも、「音楽がすごくかっこよくて。ロックは好きな曲調なので、歌を好きになれそう。皆さんと楽しく稽古させていただいています」と前向きに取り組めている様子。

　キャストの中で最もミュージカル経験の多い大原は、共演者にアドバイスを求められるも「私も経験が浅いので」と恐縮。また、劇中で初めてラップに挑戦することを明かし、「歌と違うので、新しい挑戦。すごく楽しみですし、皆さんに負けないように頑張りたい」と笑顔で意気込んでいた。

　舞台『両国花錦闘士』は、東京・明治座にて12月5～23日、大阪・新歌舞伎座にて2021年1月5～13日、福岡・博多座にて同月17～28日上演。