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日向坂46、休養中メンバー含め22人全員でクリスマスライブ<ひなくり2020>

エンタメ

日向坂46「ひなくり2020 ~おばけホテルと22人のサンタクロース~」
日向坂46「ひなくり2020 ~おばけホテルと22人のサンタクロース~」

 日向坂46が24日、無観客配信ライブ「ひなくり2020 〜おばけホテルと22人のサンタクロース〜」を開催。配信ライブならではの演出も随所にみられた公演では、体調不良で活動休止中の宮田愛萌が開演前の影アナを務め、さらに、9月から病気を理由に活動を休止していた松田好花もサプライズで復帰し、全22人のメンバーがクリスマスイブの一夜限りのステージを彩った。

【写真】松田好花が涙のサプライズ登場! 「ひなくり2020」ライブフォト(22枚)

 けやき坂46からの改名後としては、昨年に続き2度目の開催となったクリスマス公演は当初、東京ドームで2日間にわたり行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期し今回の形式に切り替えられた。

 注意事項を告げる影アナを務めた宮田は、開口一番「みなさん、お久しぶりです」と元気よくあいさつ。「私は今少し体調を崩してしまって、ライブに出演することはできないのですが、この日をとっても楽しみにしていました」と話し、「おひさま(ファンの愛称)のみなさんと一緒に、画面の前で大好きなメンバーのみんなを応援しようと思うので一緒に楽しみましょう」とファンに向けて伝えた。

 オープニング映像が終わり、流れたのは開演を告げる「OVERTURE」。佐々木美玲の「ひなくり、行くぞ!」の掛け声で始まったのは、前身のけやき坂46から歌い継がれ、9月発売の1stアルバム「ひなたざか」でリテイクされた彼女たちの力強さがにじむこの日の1曲目「NO WAR in the future 2020」だった。

 ステージの前には、グループカラーである水色の風船と色鮮やかに灯るサイリウムの置かれたイスが会場の奥まで並び、無観客配信ライブながらあたかも観客がいるかのような空間に。始終、物語と楽曲のパフォーマンスを交互にみせる展開で進み、佐々木久美、上村ひなの、高橋未来虹、森本茉莉、山口陽世のナレーションによる寸劇を挟み、2ndシングルの表題曲「ドレミソラシド」を披露した。

 グループの冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京/毎週日曜25時5分)でMCを務めるオードリーの若林正恭がナレーションを担当した水色の鳥・ポカが物語を進め、サンタクロースの衣装から探検服に着替えたメンバーたちは、客席に降りて「ただがむしゃらに」をパフォーマンス。

 その後、緑の衣装に身を包みギターを手にした富田鈴花の元へメンバーが駆け寄り、ナレーションを受けて、その間を割って登場したのは、9月から病気を理由に休養をしていた富田と同じくギターを手にした松田好花だった。2人によるアコースティックサウンドのユニット曲「まさか、偶然...」を披露する松田の目には涙が浮かび、他のメンバーもみな、彼女たちを囲みながらそっと見守っていた。

 潮紗理菜や河田陽菜のナレーションによる“ワニの船長”が登場した物語が終わり、客席の中央に青い光が流れてから披露したのは「川は流れる」。赤いスポットに照らされながら客席を進んだメンバーたちによる嘘つきの“オオカミ”との寸劇のあと、加藤史帆、齊藤京子、佐々木美玲による情熱的なユニット曲「どうして雨だと言ったんだろう?」が流れ、CGのおばけたちの歌が終わると、給仕服の衣装に着替えたメンバーたちはホテルのセットで、東村芽依がポツリとつぶやいた「そんなことないよ」の一言を受けて、4thシングルの表題曲「ソンナコトナイヨ」を披露した。

 ライブはさらに展開していき、一期生による曲「こんな整列を誰がさせるのか?」や二期生と三期生の上村による曲「Dash&Rush」のあと、怪獣の鳴き声が聞こえる扉を恐る恐る濱岸ひよりが開けるストーリーから続いたのは上村と、坂道合同オーディションを経て2月に配属が発表された高橋、森本、山口の三期生4人によるフレッシュなユニット曲「この夏をジャムにしよう」。彼女たちが歌い終えたあとには “パリピちゃん”としても知られる富田が、一人っきりのステージで特技のラップを披露する一幕もあった。

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