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日向坂46、休養中メンバー含め22人全員でクリスマスライブ<ひなくり2020>

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 その後、会場内を進むゴンドラに乗ったメンバーたちは「窓を開けなくても」を歌い上げたのち、暗くなったステージに残った金村美玖と小坂菜緒が二人のユニット曲「See Through」をパフォーマンス。周囲に明るさが戻ると他のメンバーたちも合流し、ステージを縦横無尽に使いながら、ライブではひときわ盛り上がりをみせるキラーチューン「キツネ」を披露した。

 一人ステージに残ったのは上村は、書棚に並ぶたくさんの本を前にして彼女のソロ曲「一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない」を歌い上げ、再び他のメンバーと合流したあとは、高瀬愛奈がナレーションを務めた“ネコの名探偵”との寸劇を挟み、デビューシングルの表題曲「キュン」へと続いた。

 佐々木美玲のナレーションから続き、前方に火柱が立ち上るステージで熱く披露したのは、ファンである“おひさま”を鼓舞する一曲「My fans」。そこから流れるように、前身のけやき坂46時代から歌い継がれ、飛躍への意思が強くにじむ「誰よりも高く跳べ!2020」を歌い上げ、曲中では、佐々木久美が「ひなくり、飛べ!」の言葉を合図に、ステージ下から壇上へ飛び跳ねる演出で魅せた。

 佐々木美玲、加藤史帆、齊藤京子が冠番組でもみせているかのようなそれぞれの“ぶりっ子”を演じてから始まったのは、1stアルバム「ひなたざか」のリード曲である「アザトカワイイ」。オードリー・若林によるナレーションに続き、サンタクロースの衣装に戻ったメンバーたちは「JOYFUL LOVE」を披露し、エンドロールと共にメインステージで横一線になり、グループの歩みをたどる「日向坂」を歌い上げ、モニターで見守るファンに向けてそれぞれ手をつなぎながら深くお辞儀し、いったんはステージを跡にした。

 数分間のブランクを挟んだのち、今回のロゴをあしらったTシャツを着たメンバーたちが再び登場、1月期に放送されたグループ主演のドラマ『DASADA』(日本テレビ)の主題歌であった「青春の馬」を披露。その後、当日の感想をつぶやいたメンバーに続き、佐々木久美により再び松田がステージへ呼び込まれた。

 目をうるませながら「病気になってしまって、しばらくの間お休みをいただいていましたが、少しずつ体調も良くなってきたので、今回このような形でステージに立たせていただくことができました。今こうやって立てていることが、本当に幸せです」と吐露した松田。両隣にいた同期の金村と小坂に見守られながら「病気だって分かったときはほんとに頭が真っ白になってどうしていいか分からなかったんですけど、メンバーだったり、おひさまの皆さんだったり、たくさんの方が支えてくださって、前向きになることができました」と語り、「まだ万全な状態とは言い切れないんですけど、様子をみながら少しずつ、大好きな日向坂の活動を頑張っていきたいと思います」と今後へのメッセージを伝えた。

 メンバーも「おかえり」とところどころから声をかける中、号泣していたのは渡邉美穂。影アナとして出演した同期の宮田にも思いを巡らせ「全員そろってステージへ立てるのは当たり前じゃないんだなって思って。22人全員そろってるなって感じるって本当にうれしくて、感動しました」と、この日の感想を振り返っていた。

 その後、水色に灯ったサイリウムを手にしたメンバーたちは、叶わなかった東京ドーム公演への思いを込めた「約束の卵 2020」を披露。一人ひとりカメラ目線でモニター越しに見守るファンへ別れを告げながらステージを離れ、現在のメンバー数と同じ、全22曲を歌い上げた公演は幕を閉じた。

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