約3年の連載に幕『サマータイムレンダ』アニメ化&実写化 和歌山で謎解きイベントも
本日「少年ジャンプ+」(集英社)で最終回を迎えた漫画『サマータイムレンダ』より、アニメ化、実写化、リアル脱出ゲーム化が発表。原作の田中靖規よりコメントが到着した。
【写真】『サマータイムレンダ』田中靖規の直筆コメント
漫画『サマータイムレンダ』は、「少年ジャンプ+」で2017年10月より約3年にわたり連載された、瀬戸内海の孤島で展開されるひと夏のタイムループ伝記サスペンス。幼馴染・潮の死をきっかけに故郷の和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた慎平が、その不可解な死を探るうちに島に残る因習と謎に巻き込まれていく。現在12巻が発売中、完結巻となるコミックス13巻は4月2日に発売予定。
おどろおどろしい敵の出現に対し、知略をめぐらせて立ち向かう姿や、絶えず緊迫感のある展開、緻密にはりめぐらされやがて回収されていく伏線などが人気となり、終盤では最新話が更新されるたびにSNS上でトレンド入りするほどの話題作となった。
そんな本作が本日完結し、アニメ化、謎解きリアルイベント開催、実写化の企画進行中ということが発表された。また、著者・田中が和歌山市出身であることから、同市と作品のコラボレーションが実現したイベント「サマータイムレンダ×リアル脱出ゲーム」は夏に1日限定で開催され、物語の舞台「日都ヶ島」のモデルである友ヶ島で事件や謎を解決する内容となっている。
原作者の田中はアニメ化に際しロケハンを行い、脚本会議にも参加しているという。「漫画のミス(恥ずかしい!)の修正や、ここは今ならこう描くといった部分など、様々な調整にすべて関わっていくつもりです。制作は始まったばかりですので、まだまだこれからですが、全力を尽くします」とコメントしている。
『サマータイムレンダ』今後のメディア展開は、「少年ジャンプ+」上で発表される。