【バイプレイヤーズ百名鑑】大槻修治「役者根性と芝居が本当に好きなんだなあと感心」
日本を代表する名脇役たちが本人役で登場するドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズ(テレビ東京系)。2021年、新プロジェクトとして、ドラマ第3弾『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)と、映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(4月9日公開)が始動。総勢100名以上が出演する本作を彩る、個性豊かで豪華すぎるキャスト陣をチェックしていこう。
【写真】映画『バイプレイヤーズ』に役所広司、天海祐希、菜々緒、有村架純ら出演
◆File No.068 大槻修治
都会から離れた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。この辺ぴな撮影所に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描く新作。第9話で大槻は、大河ドラマ『宮本武蔵』の監督役を演じた。
「出演が決まって改めてシーズン1から見てみた。面白くて一気に全部見てしまった。現場に行くのが楽しそうだなと」とオファーを聞いた時の感想を語る大槻。撮影現場の印象を尋ねると「抜けるような青空、気温37度、蒸し風呂のような暑さの中時代劇。衣装はしっかり着込んでいる。直射日光の中でチャンバラ。俺は監督役なので薄着でテントの中日陰である。スタッフが一人熱中症か具合悪そうにしている。ぶっ倒れないか心配するが、よく見ると皆実に楽しそうな顔をしている。暑さでバテルどころか元気はつらつである。役者根性と芝居が本当に好きなんだなあと感心してしまった」そう。
さらに大槻は「やはり一癖も二癖もある魅力的な俳優がこれだけ多く一堂に会するというのはなかなかないですね。あと役者が素に近いところで演ずるという微妙さも見どころかも」とコメントを寄せた。
★大槻修治/1946年10月15日生まれ。映画、テレビ、Vシネマなどさまざまなジャンルで活躍。出演作に映画『斬、』『影裏』、大河ドラマ『花燃ゆ』など。
●『バイプレイヤーズ』第9話プレイバック
大河ドラマ『宮本武蔵』の主演に抜擢された岡山天音は、田中泯や伊武雅刀らと稽古を始めていた。そんな中、前田敦子からテレ東のドラマ『刑事曲者』が連ドラになることを聞き、オファーを断ることが出来ず二刀流で出演することに! 2つの作品でクセの強い先輩俳優に振り回され、どんどん芝居が出来なくなる岡山に悲劇が…。果たして無事に撮影を乗り切ることはできるのか!?