【バイプレイヤーズ百名鑑】岡山天音「これまで積み重ねてきたものが認められたよう」
日本を代表する名脇役たちが本人役で登場するドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズ(テレビ東京系)。2021年、新プロジェクトとして、ドラマ第3弾『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)と、映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(4月9日公開)が始動。総勢100名以上が出演する本作を彩る、個性豊かで豪華すぎるキャスト陣をチェックしていこう。
【写真】『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』に出演する岡山天音
◆File No.070 岡山天音
都会から離れた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。この辺ぴな撮影所に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描く新作。第9話で岡山は、大河ドラマ『宮本武蔵』の主役に抜擢されるものの、テレ東のドラマ『刑事曲者』のオファーも断れない、確かな演技力で超伸び盛りの若手個性派バイプレで、伸び盛り過ぎて自分のキャラがなんだかわからなくなることもあるらしい俳優“岡山天音”役を演じた。
今回がシリーズ初出演となる岡山。初オファーを「自分がこれまで積み重ねてきた物が認められた様な気がして、とても光栄でした」と振り返る。現場では「格好いい先輩たちとたくさん出会い、たくさん影響を受けた」そうで、「俳優たちの『日常』という、皆様にとっての『非日常』を覗き見れるところ」が本作の魅力だと感じたという。
本人役を演じるにあたっては「普段通り、台本に書かれている人物を自分なりに解釈して演じました」と意識せず臨んだと明かしている。
★岡山天音/1994年6月17日東京都出身。2009年に『中学生日記』シリーズで俳優デビュー。2017年に主演映画『ポエトリーエンジェル』で、第32回高崎映画祭 最優秀新進男優賞を受賞。映画、ドラマ、CMとさまざまな作品で活躍し、映画『新聞記者』『王様になれ』『青くて痛くて脆い』、連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)、『I”s』(BSスカパー!)、『ゆうべはお楽しみでしたね』(MBS・TBS系)、『デザイナー 渋井直人の休日』(テレビ東京系)、『同期のサクラ』(日本テレビ系)など、主演、バイプレ問わず多くの作品で存在感を放つ。出演映画『FUNNY BUNNY』が4月29日に公開予定。
●『バイプレイヤーズ』第9話プレイバック
大河ドラマ『宮本武蔵』の主演に抜擢された岡山天音は、田中泯や伊武雅刀らと稽古を始めていた。そんな中、前田敦子からテレ東のドラマ『刑事曲者』が連ドラになることを聞き、オファーを断ることが出来ず二刀流で出演することに! 2つの作品でクセの強い先輩俳優に振り回され、どんどん芝居が出来なくなる岡山に悲劇が…。果たして無事に撮影を乗り切ることはできるのか!?