『おちょやん』菊の死にシズ号泣「死んだら終いや…」 視聴者も涙

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杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第18週「うちの原点だす」(第86回)が5日に放送され、空襲の被害を逃れたシズ(篠原涼子)が、涙ながらに菊(いしのようこ)の死を悼む姿に、ネット上には「胸が張り裂けそうや…」「月曜朝からまた号泣」といった反響が寄せられた。
【写真】空襲で焼け野原となった道頓堀
昭和20年3月13日深夜、大阪の街が大空襲に見舞われた。公演のため京都に来ていた千代(杉咲花)と一平(成田凌)は、そのことを聞き、急いで道頓堀に戻ることに。
道頓堀の惨状に思わず絶句する2人。シズたちの安否が気がかりでならない千代は、通りかかりの男性に「岡安のごりょんさん、どないしてはるかわからしまへんやろか…?」と尋ねる。すると男性は町外れの遺体安置所を指さす。
遺体安置所へ向かった千代と一平は、そこでシズと宗助(名倉潤)、みつえ(東野絢香)と再会。しかしシズたちの側には、かつて芝居茶屋だった「福富」ののれんと、菊と福松(岡嶋秀昭)の遺体があった。
シズに疎開するように何度も促し、自らも疎開したはずのシズ。疎開先で福富ののれんを道頓堀に置き忘れていたことに気づき、再び夫婦で道頓堀に戻ってのれんを取り戻したところで空襲の被害にあったのだった。
若い頃は芝居茶屋の女将としてしのぎを削り、みつえと福助(井上拓哉)が結婚した後は家族として仲を深めていったシズと菊。シズは菊の遺体に寄り添いながら「“死んだら終いや”そない言うたんは姉さんだすで…」とつぶやくと、一転「偉そうに言うてたくせに…なんだすねんこのザマはぁ!」と怒りと悲しみをぶつける。そしてシズは「なんとか言い! アホ!…アホ…」と涙を流す。
シズが涙ながらに菊への思いを吐露する姿に、ネット上には「胸が張り裂けそう」「これはしんどい展開」「悲しすぎる」などのコメントが相次ぎ、さらに「月曜朝からまた号泣」「ああだめだ涙が止まらん」「シズさんの大粒の涙がポタポタ落ちて、こっちまで泣ける」といった声も集まっていた。