城桧吏主演『都会のトム＆ソーヤ』特報解禁　映画版はオリジナルストーリーに

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公開日：2021/4/15 18:00

【動画】『都会のトム＆ソーヤ』特報

　本作は、はやみねかおるによるベストセラー児童小説『都会のトム＆ソーヤ』シリーズ（講談社YA！ENTERTAINMENT）を実写化。どこにでもいそうな中学二年生だが、どんな状況も切り抜けられるサバイバル能力を持つ内藤内人と、学校始まって以来の天才と言われ、一大財閥“竜王グループ”の御曹司である竜王創也の対照的なタイプの2人が“究極のゲーム”を作るため、都会のさまざまな場所を舞台に推理と冒険を繰り広げていく物語だ。
　
　映画『万引き家族』で注目を集めた子役・城桧吏が内人役で映画初主演を飾る。相棒・創也役には、本作が俳優デビューとなる酒井大地。そのほか、内人の好意に気付かず、創也に思いを寄せる同級生・堀越美晴役を豊嶋花、創也のボディーガード兼お目付け役でもある二階堂卓也役を中川大志が務める。監督は、映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』『ニセコイ』の河合勇人。脚本は、ドラマ『おっさんずラブ』の徳尾浩司が担当する。

　特報映像は、「ゲームをはじめますか？」と語りかけるロールプレイングゲーム風の画面からスタート。続いて、内人、創也、美晴たちが、天才ゲーム・クリエイター集団「栗井栄太」が仕掛ける、街中を舞台にしたリアルRPGゲーム＜エリアZ＞に挑戦する様子を収めている。果たして、「6時間以内に街を救え！」というミッションを内人たちは無事にクリアする事ができるのか。そしてこれは夢なのか、現実なのか。ゲームと映画の境界線が溶け合った、新時代のリアルRPGムービーを予感させる映像となっている。

　また今回、映画版のストーリーが、原作では描かれていないオリジナルストーリーであることも発表。さらに＜エリアZ＞での「謎解き」の監修を、リアル脱出ゲームのイベント企画・運営を手掛けてきたSCRAPが担当していることも明かされた。

　原作者のはやみねかおるは「自分勝手に書いた世界をまさか実写映画化するだなんて、さすがプロだな、凄いなと思いました。この映画で子供たちが忘れかけている冒険心を思い出して欲しい」とオリジナルストーリーの脚本に太鼓判。バディを組む城と酒井については「中学生の元気な子達だなと思ったのと、撮影の合間に二人で仲良さそうに話しているのを見て、こいつら内人と創也やな、と感じた。ものすごくいい配役をしていただけて嬉しいです」と語っている。

　映画『都会のトム＆ソーヤ』は7月30日より全国公開。