ラッセル・クロウが“映画好き”をアオる! 『アオラレ』自主規制音入りまくり特別映像

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オスカー俳優のラッセル・クロウが主演し“あおり運転”の恐ろしさを描くアクションスリラー映画『アオラレ』より、特別映像が解禁。ラッセルが、“映画について難しく語る人々”を一刀両断するなど、自主規制音が入るほど過激な表現で作品をアピールする姿を収めている。
【動画】『アオラレ』特別映像 自主規制音入りまくり版
本作は、誰しも経験する恐れのある「あおり運転」の恐ろしさを描くアクションスリラー。メガホンをとったのは、『レッド・バレッツ』『幸せでおカネが買えるワケ』のデリック・ボルテ。謎の男を演じるラッセルのほか、男の暴力的なあおり運転のターゲットになってしまうレイチェル役に『移動都市/モータル・エンジン』(2018)のカレン・ピストリアス、その息子カイル役で『チャイルド・プレイ』(2019)のガブリエル・ベイトマンが出演する。
度重なる遅刻で勤務先をクビとなった美容師のレイチェルは、最悪の気分のまま息子を乗せて運転中、信号待ちで止まると、前の車は青になっても発進しない。クラクションを鳴らすがまだ動かない。イラついたレイチェルが追い越すと、つけてきたドライバーの男が「運転マナーがなっていない」と謝罪を求めるが、彼女は拒絶して車を出す。
レイチェルは、息子を学校に送り届けたものの、ガソリンスタンドの売店でさっきの男につけられていることに気づき、店員は「あおり運転の常習犯よ」と警告する。車に戻ったレイチェルはある異変に気付いたが、時すでに遅し。信じられない狂気の執念に駆り立てられた男の“あおり運転”が、ノンストップで始まるのだった。
特別映像は、ラッセルが「映画的体験は、触媒を介すると言う。それは契約であり、つなげる力であり、観客とスクリーンと宇宙とを結びつけるものだと彼らは言う」と語るところからスタート。そして、なぜか不穏なメロディーが流れ出し、ラッセルは一呼吸置くと「…『彼ら』とはだれだ。気取った言い回しで君らをだまくらかそうとする。自惚れ野郎の言葉などクソ食喰らえだ」と、自主規制音と口元にモザイクが入るほど過激な表現で、難しい言い回しを用いる映画評論家などを一刀両断。
続いて気を取り直し、「新作のお知らせだ。『アオラレ』。嘘じゃない、『アオラレ』だ。劇場で上映される。観に行こう」と呼びかけ、これまでの威圧感たっぷりの表情から一転し、満面の笑みを見せて終了。ラッセルが、映画のキャラクターさながらに凄みのあるオーラをにじませながら作品をアピールする、ユーモラスな雰囲気漂う映像となっている。
映画『アオラレ』は5月28日より全国公開。