中国初の年齢制限アニメ『DAHUFA』日本公開決定 バイオレンスな場面写真解禁
中国で史上初の年齢制限付きで公開されたバイオレンスアニメ映画『DAHUFA ‐守護者と謎の豆人間‐』が、年内に日本公開されることが決定。併せてポスタービジュアル、場面写真が解禁された。
【写真】生首や銃殺処刑の様子も 映画『DAHUFA ‐守護者と謎の豆人間‐』場面写真
本作は、ヒトと似て非なる奇妙な生き物たちの首が次々と切り飛ばされていく暴力的な描写がありながら、劇中に登場する支配者と村の関係を階級社会への皮肉として描かれた、思想がうかがえる作品となっている。いまだ映画へのレイティング制度がなく、かつアニメ作品は子供向けとされている中国本土において、制作側が「13歳未満の鑑賞はお控えください」と自主規制したことで話題を集め、日本円で約13.5億円のスマッシュヒットを記録した。
王宮から失踪した皇太子を捜すため、奕衛(イーウェイ)国の守護者であるダフファーは国境を越え、とある謎の村にたどり着いた。ここの住民は自らの意思を持たず、しゃべらず、見た目も皆そっくりで、村中に不気味な気配が漂っていた。やがてダフファ―は、この村に隠された秘密へと徐々に近づいていく…。
ポスタービジュアルでは、“そこは、ニセモノの目と口を付け人間を夢見る亡霊たちの村ー”というコピーと共に、主人公ダフファ―が奇妙な姿形をしたヒトのような生き物たちに囲まれる様子を捉えている。
場面写真は、首がはねられた状態の生き物の傍にたたずむダフファ―や、その生き物同士が銃殺処刑を行わんとする不穏な様子を捉えたカットなど、本作の独創的な世界観が感じられるものになっている。
アニメ映画『DAHUFA ‐守護者と謎の豆人間‐』は、2021年公開。