柴咲コウ「やはり劇場で見てほしい」 声優を務めた『クルエラ』への思いを語る
女優の柴咲コウが25日、都内で開催された映画『クルエラ』公開直前イベントに出席。本作で主人公クルエラの日本版声優を務める柴咲は「本当にファッションも素晴らしくて、何より音楽がかっこよくて。たくさんの名曲が散りばめられている」と魅力を語り、「やはり劇場で観てほしい」と思いを語った。
【写真】柴咲コウ、パンクロックな衣装で登場! 『クルエラ』公開直前イベント
本作は、名作アニメ『101匹わんちゃん』(1961)に登場するヴィラン(悪役)“クルエラ”の誕生秘話を描く“パンクロック・エンターテインメント”。実写の声優を初めて務めた柴咲は「アニメーションの声優はやらせていただいたことはあったんですけど、もう映画として完成されていて、役者さんたちが120、130%の力で演じている。さらに効果音だったりとか、全部が出来上がっている中に声を後から入れるというのは、すごく難しい。もちろん口も合わせなきゃいけないとか、技術的な難しさもありました」と回想。
出来上がった作品に対する感想を求められると「自分自身が吹き込んだ声を聴いたときに、自分を感じたくないと思って、本番を重ねていったんですね。で、出来上がった作品を見た時に、あまりそういうのを感じずに済んだんですよ。自分自身が、主人公の声をやっているっていうのを」とコメント。「それはいい点なのかなという風には思いますし、あまり自分がどうとか、自分がクルエラの声をやっているとかっていうよりも、やっぱり内容がすごく入ってきて、感動しました」と白い歯を見せた。
その後、物語に絡めて、自分の夢を聞かれた柴咲は「コミューンを作る」と返答。「東京以外にも、北海道で共同ファームを持っていたりするんですけど、そこで意識や思いが共通する人たちを集めて、何かユートピアみたいなものができたらいいなと思っています(笑)。馬に乗って、ポロをやって、畑を耕してみたいな」とも。共感する仲間が増えてきているのか尋ねられると「そうなんですよ。増えてきているし、そういう風に、いろいろ自分の人生を考える機会が、すごく最近は増えていたのかなと思います」と話していた。
映画『クルエラ』は、5月27日より劇場公開。5月28日よりディズニープラス プレミア アクセスにて配信(※プレミア アクセスは追加支払いが必要)。