『ソウ』誕生から17年、ジグソウをしのぐ猟奇犯現る 完全なる新章『スパイラル』公開決定
人気スリラー映画『ソウ』シリーズをアップデート&リセットした《完全なる新章》となる映画『Spiral:From The Book of Saw(原題)』が、邦題を『スパイラル:ソウ オールリセット』として9月10日より全国公開されることが決まった。
【写真】2004年公開の映画『ソウ』フォトギャラリー
2004年に誕生した映画『ソウ』シリーズは、究極の選択を迫る極限設定、被害者に仕掛けられる戦慄のゲーム、そして緻密に計算された驚きのクライマックスで、累計の世界興収が10億ドルを突破するヒットとなった。本作はその精神を受け継ぎつつ、過去シリーズを完全に刷新し、新たな進化を遂げた《完全なる新章》となる。過去シリーズと関係する登場人物は一新され、ジグソウの後継者を巡る物語をリセット。全く新しい“ジグソウをしのぐ猟奇犯”が現れる。
本作は『ソウ』を知り尽くし、愛し続けた者たちによって生み出された。監督を務めるのはダーレン・リン・バウズマン。『ソウ 2』『ソウ 3』『ソウ 4』の監督を務め、ジェームズ・ワン&リー・ワネルが創造した『ソウ』の世界観を拡張した“シリーズ育ての親”が、シリーズの再構築を成し遂げた。
主演と製作総指揮を務めるのはクリス・ロック。アカデミー賞授賞式の司会を2度務め、コメディアン・俳優・プロデューサーなどマルチに活躍を続ける彼は、“ソウフリーク”として知られている。そんな彼のもとにマックス・ミンゲラ、マリソル・ニコルズ、そしてハリウッドの怪優サミュエル・L・ジャクソンが集い、演技面でも新たな魅力を放つ。さらには前作『ジグソウ:ソウ・レガシー』のジョシュ・ストールバーグ&ピーター・ゴールドフィンガーが脚本を、シリーズ全作を手掛けるチャーリー・クロウザーが音楽を続投する。
およそ1年の公開延期を経て5月12日に公開された全米では、コロナ禍にもかかわらず、映画館のみでの上映を決断。初登場2週連続No.1を獲得し、全米映画興行復活を象徴する一作となった。
映画『スパイラル:ソウ オールリセット』は、9月10日より全国公開。