横浜流星が銀髪・白スーツ姿に 『嘘喰い』映画化で主演 中田秀夫監督とタッグ
シリーズ累計880万部を突破した迫稔雄によるギャンブル漫画『嘘喰い』が、俳優・横浜流星の主演で映画化されることが発表された。社会現象となったJホラー『リング』(1998)や『スマホを落としただけなのに』(2018)、『事故物件 怖い間取り』(2020)の中田秀夫監督がメガホンをとり、2022年2月に全国公開される。併せて、横浜演じる主人公の不敵かつミステリアスな銀髪・白スーツ姿を写し出すティザービジュアルが解禁された。
【写真】真っすぐ前を見据えるりりしい表情の横浜流星
本作は、正体不明のギャンブラー・斑目貘が、日本の闇社会を牛耳るギャンブラーの頂点「倶楽部賭郎」を舞台に、悪人たちと巨額の金と命を懸けてゲームで戦う姿を描く。
横浜が演じるのは、通称「嘘喰い」と呼ばれるギャンブラー・斑目貘。巨額な金を賭けたギャンブルを仕切り、ルールを決め敗者の死に方を用意する最高峰の賭け場「倶楽部賭郎」で頂点を目指していく役どころだ。彼の目的・私生活は謎。仕掛けられたイカサマやうそを見破り、数々のゲームに挑んでいく。
解禁されたビジュアルでは、「嘘つくと、死ぬよ。」のキャッチコピーと共に、多数の銃口を向けられ、死を前にした貘(横浜)が、不敵かつミステリアスな目でこちらを見つめている。
主演の横浜は「自分にとっても挑戦的な作品。原作を読んで銀髪がトレードマークな役どころだったので、維持が大変なんですが実際に銀髪に染めました」と覚悟のほどを明かす。
さらに、「1度もギャンブルをした事ない僕に、天才ギャンブラーの役を演じることが出来るのか不安でしたが、大事なのはそこだけじゃなく、貘は、飄々としていて絶対的な自信がある男。華があり周りを巻き込み引き込む力があるとても魅力的な人間。何もかも僕とかけ離れていますが、まずは自信を持って、そこに隠れる狂気や野心をバランスよく、でもエモーショナルに出来たらと思い、貘として嘘喰いの世界を生きました」と撮影を振り返る。
中田監督はそんな横浜について、「横浜くんは、髪を実際に銀髪に染めてくださり(撮影期間中、何度も染め直すという地道な努力も!)クランクインしてすぐに私が思い描いていた、主人公貘の内面、特に彼独特の『死生観』をしっかりと捉えてくださったと思っています。自分の考えをしっかりと持って作品の準備に臨み、いざ撮影が始まるとこちらの用意した世界に全身で飛び込んできてくれて本当に楽しかったです」と絶賛している。
原作者の迫は「主演の横浜流星さんともお話させて頂きましたが真面目で明るい人柄に心を撃たれました、実際に銀髪にして斑目貘になりきる熱演ぶりも凄いです。中田監督ならではのミステリアスな作風で嘘喰いの世界観が実写に写し込まれるわけですから最高ですね」とコメントを寄せた。
映画『嘘喰い』は2022年2月全国公開。
キャスト・監督・原作者のコメント全文は以下の通り。