マ・ドンソク、地質学者役で新境地 『白頭山大噴火』本編映像到着
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イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソクという韓国映画界の3大スターが共演する映画『白頭山(ペクトゥサン)大噴火』より、マ・ドンソク演じる地質学者が、核を使って白頭山のさらなる噴火を食い止めることを提案する本編シーンが解禁された。
【動画】マ・ドンソクの冷静な学者姿にしびれる!『白頭山大噴火』本編映像
朝鮮半島で最も高い標高2744メートルの白頭山は、朝鮮民族の“聖なる山”と呼ばれ、1000年に一度大噴火するとも言われている。もしも今、この活火山が本当に大噴火を起こしたら朝鮮半島はどうなってしまうのか。本作は、そんな決して絵空事ではない大胆なアイデアを映像化したタイムリミット・ディザスターアクション。韓国では公開後3週連続興行1位を達成、観客動員数820万人超えの大ヒットを記録した。
解禁となった本編映像は、マ・ドンソク演じる地質学の教授カン・ボンネが、緊急対策会議に出席し、意見を求められる場面から始まる。
韓国大統領府の民政部首席ユギョン(チョン・ヘジン)に「米プリンストン大学 カン教授」と促され、大統領らが見つめる中、「私は過去3年間シミュレーションした結果、5km以内で600キロトンの人工的な爆破を加えると、マグマ溜りの圧力を最大45%下げられました」と切り出すカン教授。「どういう意味ですか?」と困惑する出席者を前に、カン教授はおもむろにコーヒーカップを手に取り、「簡単に言えば、こうです」と、持っていたペンでカップを一撃。見事に穴を開けて見せ、そこから流れ出すコーヒーを見ながら「強い爆破でマグマ溜りの圧力を下げる」ことによって、地盤を崩壊させて圧力の逃げ道を作れれば、最悪の事態を避けられるという方法を提案する。
その話を聞いたユギョンが、白頭山周辺にある炭鉱とその坑道を調べた極秘資料を提示すると、カン教授にひらめきが。そして「600キロトンの爆破をどうやって?」という発言に対し、「理論的には核分裂しかありません」と即座に答える。非常事態を前に、冷静な分析力と説得力をもって提言するカン教授の姿に思わず引き込まれるシーンだ。
マ・ドンソクはカン教授役について、「身体よりも頭を使うキャラクター。普段使わない単語を使うセリフが多く、とても難しかったが、十分に熟知できる時間をもうけて撮影に臨んだ」と振り返る。また、「劇中の重要な情報を伝えなければならない役であり、自分の判断で多くの人が命がけの作戦に挑まなければならないという罪悪感と責任感も持っていなくてはならない」と考え、外見的な変化や専門用語の習得などに取り組んだことを明かしている。
映画『白頭山大噴火』は、8月27日より全国公開。