伊藤万理華「映画がなくならないように作り続けていきたい」 映画への熱い思い語る
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元乃木坂46で女優の伊藤万理華が7日、都内で行われた主演映画『サマーフィルムにのって』の公開記念舞台あいさつに共演の金子大地、河合優実、祷キララ、松本壮史監督とともに出席。映画に対しての思いを「映画がなくならないように私たちも作り続けていきたい」と熱く語った。
【写真】伊藤万理華、金子大地、河合優実、祷キララらが登壇! 『サマーフィルムにのって』公開記念舞台あいさつ
本作は、松本監督が長編映画初監督を務めたオリジナルの学園青春ストーリーで、恋と友情に加え、時代劇、SF、全ての要素が華麗にシンクロした物語。伊藤が時代劇を愛し、映画部に所属する高校3年生のハダシを演じる。
公開を迎えた感想を伊藤は「すごく感慨深いな、と思っています」としみじみ。公開を前にゆっくり眠れたかという質問には「寝れなかったです」と明かし「さすがに緊張するな、って。世に放たれる、と思うと…映画を作る立場として自分が役に入っていたということもあって、二重でそういう気持ちがありました」と本作にかける思いを語った。
金子は伊藤の演技について「もう…最高です!」とかみしめ「伊藤さんしかできないハダシだな、って。本当にびっくりですね。リスペクトしています」と絶賛。また、作中には伊藤と金子の殺陣のシーンがあるが、金子は「身長差が違うので、殺陣がすごく難しいんですけど、伊藤さんが本気でぶつかってきてくれたので、ああいうシーンになったのかな、と思います」と回顧。また、伊藤も「負けないように、という気持ちでやりました。それを全部凛太郎(金子)が受け止めてくれました」と振り返った。
最後に伊藤は「『サマーフィルム』の中でも映画の未来の話をしています。ちょうど状況的に全部が重なっていて、まだ不安が拭いきれない状況が続いてはいるのですが、この作品を観たことによって希望が見えるとすごくうれしいです」と作品をアピール。続けて「今こうしてスクリーンの前でごあいさつできていることが感慨深いなと思っているので、これがちゃんと続くように、映画がなくならないように私たちも作り続けていきたいなと思っています」と決意を明かした。