“土方歳三”岡田准一×“近藤勇”鈴木亮平の緊迫したやりとりも　『燃えよ剣』“3分でわかる新選組”特別映像

映画

公開日：2021/8/18 08:00

【動画】映画『燃えよ剣』特別映像～3分でわかる新選組～

　本作は、激動の幕末でわずか6年だけ存在した「新選組」が、いかにして歴史に名を刻む伝説（レジェンド）となったのか、時代の大きな変化の中、剣を手に命を燃やした男たちの知られざる愛と戦いを描く。原田眞人監督のもと、主演の岡田のほか、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明らが出演する。

　江戸時代末期。黒船が来航し、開国か倒幕かに国中が揺れた激動の時代。武州多摩の”バラガキ“だった土方歳三（岡田）は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇（鈴木）、沖田総司（山田涼介）ら同志と共に京都へ向かう。

　時を同じくして、江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜（山田裕貴）の命により、会津藩藩主・松平容保（尾上右近）が京都の治安維持のため、京都守護職に就任。剣術道場「試衛館」の同志である、藤堂平助（金田哲）、永倉新八（谷田歩）、斎藤一（松下洸平）、山南敬助（安井順平）のほか、水戸藩浪士の芹沢鴨（伊藤）も加わり、京都の市中を警備する「新選組」が発足した。局長を芹沢と近藤が、副長を土方と山南が務め、厳しい法度で統率された新選組は、“史上最強の剣客集団”として、倒幕派勢力の制圧に活躍を見せるが…。

　特別映像では、そんな新選組の発足や、局長・近藤を頂点とする“最強の剣客集団”として活躍する背景が分かりやすくまとめられている。激動の時代の中、剣を手に命を燃やした男たちにドラマチックな運命が怒濤（どとう）のように押し寄せ、本作のスケールの大きさが一目で分かる映像に仕上がっている。

　注目すべきは、土方（岡田）の“顔つき”の変化だ。けんかに明け暮れていた田舎の“バラガキ”時代とは異なり、新選組副長として見せる土方の表情とたたずまいは、まさに武士そのもので、圧倒的な貫禄を感じさせる。「罪あらば斬る、隊の名を汚すものは斬る。それが新選組だ」。映像の終盤に映し出される、近藤（鈴木）との緊迫したやりとりは見どころ。また、池田屋事件での活躍でその名をとどろかせる新選組だったが、時流は倒幕に傾き、ついに時の将軍・慶喜が大政奉還をする。土方と新選組の運命はー？
　
　池田屋事件、鳥羽・伏見、五稜郭の戦い…近藤・土方らが率いる「新選組」の熱い戦いと、そこで描かれる彼らの絆の強さをスクリーンで体感したい。

　映画『燃えよ剣』は10月15日より全国公開。