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笑福亭仁鶴さん死去、上方落語界発展に尽力 『生活笑百科』司会で30年以上親しまれる

エンタメ

笑福亭仁鶴さん
笑福亭仁鶴さん

 落語家の笑福亭仁鶴さんが17日に骨髄異形成症候群のため、大阪府内の自宅で亡くなっていたことが20日所属する吉本興業より発表された。84歳。葬儀はすでに近親者、関係者で執り行われた。

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 仁鶴さん(本名:岡本武士)は、上方落語を全国に広め、以後、長きにわたり上方落語界の発展に尽力。加えて落語家が劇場だけでなくテレビやラジオなどで活躍できる道を切り開いた。大阪市生野区出身。1962年、6代目笑福亭松鶴に弟子入りし、劇場で高座に上がりながら、テレビ、ラジオ、ドラマ、映画、舞台などさまざまなエンターテインメントに進出し多彩な才能を発揮した。

 とりわけ1960年台後半から70年代にかけて出演した深夜ラジオ番組では、当時の若者からの絶大な支持を獲得。番組内で披露した「どんなんかな~」「うれしかるかる」などのフレーズがギャグとして人気を得た。

 テレビでは1969年スタートの『ヤングおー!おー!』(毎日放送)で初代司会者に抜てきされると、その人気ぶりから“視聴率を5%上げる男”とも称されることに。また1985年に始まり「四角い仁鶴がまぁーるくおさめまっせ~」のセリフで有名な法律バラエティ番組『バラエティー生活笑百科』(NHK総合/毎週土曜12時15分)では、30年以上司会を務め、長きにわたってお茶の間に親しまれた。

 さらに70歳を超えてからも精力的に落語の独演会を開催。晩年になんばグランド花月で披露した「不動坊」は後輩の落語たちが継承する上方落語の代表作とも言われている。

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