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壮大な宇宙戦争の幕が上がる!『DUNE/デューン 砂の惑星』、本予告&本ポスター解禁

映画

 俳優ティモシー・シャラメが主演する、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督最新作『DUNE/デューン 砂の惑星』より、日本版本予告と本ポスターが解禁された。

【動画】映画『DUNE/デューン 砂の惑星』本予告

 フランク・ハーバートの名作小説『デューン/砂の惑星』が原作の本作は、『ブレードランナー 2049』のヴィルヌーヴ監督が、「キャリア史上最も重要な作品」と断言する最新作。砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、全宇宙の未来を託された主人公ポールの運命、宇宙世界の混迷を軸にした壮大なドラマが展開する。

 映画『君の名前で僕を呼んで』で21歳にしてアカデミー賞主演男優賞ノミネートを果たしたティモシーが主人公ポール役で主演し、『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤ、『アクアマン』のジェイソン・モモア、アカデミー賞俳優ハビエル・バルデム、アベンジャーズの宿敵サノスを演じたジョシュ・ブローリンが共演。さらにオスカー・アイザック、レベッカ・ファーガソンがポールの両親役で登場するなど、オールスターキャストが集結する。

 全宇宙から命を狙われるたった一人の青年、ポール・アトレイデスには、“未来が視える”能力があった。彼は宇宙帝国の皇帝からの命令で、その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる過酷な<砂の惑星デューン>へ一族と共に移住するが、実はそれはワナだった。そして、アトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。父を殺され、巨大ななサンドワームが襲い来るその星で、ポールは全宇宙のために立ち上がるのだが…。

 本予告は、ポールが何度も見ていた、広大な砂漠に出現する巨大なサンドワーム、スペースシップからの猛攻、そして自分の名前を呼ぶ謎の女性が登場する不穏な夢の場面から始まる。そして彼が夢でみたその戦いは、アトレイデス家の宿敵ハルコンネン家の急襲によって現実となってしまう。

 映像の後半では「今こそお前の真の<力>を呼びさます時」「恐怖を乗り越えるの」「伝説では、未来を見通せる青年が全宇宙のために戦うと」といった意味深なセリフの数々、そして壮大な闘いが描かれ、最後はポールの「僕は恐れない」というセリフで締めくくられる。果たしてポールに秘められた能力とは一体何なのか。「全宇宙の平和のために戦う」という使命は、なぜ彼に託されたのか。選ばれしポールの運命の行方に期待が高まる壮大な予告となっている。

 本ポスターは、ポールを中心としたアトレイデス家の面々と、ポールが過酷な“砂の惑星デューン”で出会い、ともに戦うことになる青い瞳を持つ現地の自由の民フレメンたちが勢揃いしたもの。その下には広大な砂漠をひとり歩くポールの姿も描かれており、彼がこれから歩む全宇宙の未来を救う道のりが困難であることを予感させるデザインとなっている。

 弱冠13歳にして原作小説を読んだヴィルヌーヴ監督にとって、主人公ポールは非常に共感できる思い入れの強いキャラクターだという。「ポールのメランコリア、抱えている孤独、そして彼がアイデンティティーを見つけていくその旅路。しかもそのアイデンティティーを自分と違った文化、本作の場合はフレメンの違った文化の中で見つけることができる。つまり自分のホーム、故郷を外国で見つけることができるというこの道のりがとても美しいものに感じたんだ」とその魅力を熱くコメント。

 さらに、主演のティモシーについて「素晴らしいアーティストであり、一人の人間としても素晴らしい」と絶賛し、「実はポールは他の候補がいなく、プランBがなかったので断られたらどうなっていたか」と本作は彼なしでは成立しなかったことを明かしている。

 映画『DUNE/デューン 砂の惑星』は10月15日より全国公開。

映画『DUNE/デューン 砂の惑星』日本版予告

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