『整形水』激変した主人公が追い詰められる 衝撃の日本版予告&場面写真解禁
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韓国発のホラーアニメ映画『整形水』より、不穏な雰囲気が漂う日本語吹替版本予告と、“整形水”によって主人公が美女ソレへと生まれ変わった場面カットが解禁された。
【動画】映画『整形水』日本語吹き替え版本予告
日本では「LINEマンガ」で独占配信中のオムニバス漫画『奇々怪々』をアニメ化した本作は、美しくなりたいという人間の果てなき欲望と狂気を描く整形ホラー。チョ・ギョンフン監督の長編デビュー作で、世界中の映画祭で高く評価され、昨年ロックダウン中の韓国でも劇場公開され話題を呼んだ。日本語吹替版では、声優の沢城みゆき、諏訪部順一、上坂すみれ、日野聡らが吹き替えを務めている。
小さい頃から外見に強いコンプレックスを持つ主人公イェジのもとに届いた、副作用も後遺症もなく、見た目を自由自在に変えられるとちまたでうわさの“整形水”。本予告には、イェジが“整形水”で新しい自分へと生まれ変わる様子が映し出されている。母親も気付かないほど美しく生まれ変わり、名前をソレへと変えて新たな人生をスタートさせた。ようやく幸せを手に入れたかと思われたものの、迫りくる“何か”に容赦なく追い詰められていく…。テレビでは不穏なニュースが流れ、次々とショッキングな“振り切れた”カットが映し出されていく。美しさとは何なのか、現代社会の闇を問いかける予告映像に仕上がっている。
場面カットには、妖艶で自信に満ちた姿や、“整形水”を使用する前のイェジに優しく接してくれたイケメン新人俳優ジフンと高級レストランでディナーを共にする姿などが収められている。一方、肌がただれる衝撃の場面も。外見への中傷によって虐げられ、美を渇望したイェジが、“完璧な美”を手に入れたその先に待っているものとは…。
本作の監督を務めるチョ・ギョンフンは「自分の外見への恐怖、他人の視線に対する恐怖を観客にストレートに投げかけました。現実の世界と、整形や加工技術によって作られた世界。私たちみんなが作り出し、抜け出せないでいる、外見至上主義に対する絶望と悲しみを表現しようと思いました」と語っている。
アニメ映画『整形水』は、9月23日より全国公開。