岡田将生×川口春奈が恐怖に飲み込まれる! 入江悠監督ホラー『聖地X』で兄妹に
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今秋に劇場と配信で同時公開される入江悠監督によるホラー映画『聖地X』より、第一弾キャストとして、俳優の岡田将生が主演、女優の川口春奈がヒロインを務めることが発表された。
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本作は、演出家・前川知大が主宰する劇団イキウメの人気舞台『聖地X』を、映画『22年目の告白‐私が殺人犯です‐』の入江監督がメガホンをとり映画化。企画を「恐怖の村」シリーズ『犬鳴村』『樹海村』のプロデュースチームと、『22年目の告白‐私が殺人犯です‐』『見えない目撃者』などを手掛けたロボットが担当する。物語の舞台は韓国で、オール韓国ロケを実施。現場では『犯罪都市』『悪人伝』など数々の韓国映画を手掛けたB.A.エンタテインメントが参加し、日韓融合のスタッフで共同制作した。
ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』や第74回カンヌ映画祭のコンペ部門で脚本賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』(公開中)での演技が高評価を受けている岡田が、主人公・山田輝夫を演じ、これまで見せたことのない表情で恐怖を体現する。一方、大河ドラマ『麒麟がくる』での演技が高く評価され、2022年の連続テレビ小説 『ちむどんどん』への出演も決定している川口は、ヒロインの東要役。岡田、川口共に入江監督の劇場版作品への出演は本作が初となる。
夫との生活に嫌気がさし離婚を決意した東要(川口)は、日本を飛び出し、兄の輝夫(岡田)が住む韓国の別荘を訪ねる。突然妹が来たことに驚く輝夫だったが、夫のだらしなさを聞き、傷がいえるまで共に韓国で過ごすことに。しかしそれは悪夢の幕明けだった。
2人は知らず知らずのうちに巨木と井戸が目印の名もなき聖地、「聖地X」に足を踏み入れていた。この場所に足を踏み入れた者は、精神を病み常軌を逸して奇妙な死を遂げていく。有能な祈禱(きとう)師がはらいを試みるも太刀打ちできず、悪夢はひたすら続いていく。果たして要と輝夫たちはこの「聖地X」で起こる数々の惨劇から逃れ、まがまがしい土地に根付く「約束された死」から解放されることはできるのか…。
主演の岡田は「入江監督の気概に溢れている姿についていくスタッフ、キャスト。その内の1人でいれた事が何より心躍る日々でした」と撮影を振り返り、「入江監督とは撮影を通して密にお芝居、映画についてよくお話させて頂き、信頼できる監督です。また新たな一面を引き出してもらえた気がします」と手応えをにじませた。作品については「この映画、一癖も二癖もある映画になっています。一度でもこの映画に触れたら癖になる事間違いありません。是非ご覧ください」とアピールしている。
川口は「入江さんの世界観は以前からファンでした。久しぶりにご一緒できて何より嬉しかったのと、入江さんワールド全開の作品でワクワクしました」と出演した喜びを明かし、作品については「どんな映画なのかって説明するのが難しい内容になってはいますが、怖かったり不気味だったり考えたりハラハラしてもらえるんじゃないかと思います。皆さんの感想がとても気になります」と語っている。
そんな2人について、入江監督は「岡田将生さんとはいつか必ず映画でご一緒したいと思っており、今回ようやく念願が叶いました。川口春奈さんとはドラマでご一緒して以来でしたが、とても難しい役を見事に演じてくれました」とコメントを寄せている。
映画『聖地X』は、今秋劇場・配信で同時公開。
キャスト・監督のコメント全文は以下の通り。