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金ロー10.15より『ルパン三世』放送作品決定 宮崎駿演出エピソードも2話選出

アニメ

テレビアニメ『ルパン三世』PART2 第155話「さらば愛しきルパンよ」場面写真
テレビアニメ『ルパン三世』PART2 第155話「さらば愛しきルパンよ」場面写真 原作:モンキー・パンチ (C)TMS

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宮崎駿

島本須美

 『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)が実施した『ルパン三世』人気投票の結果が発表された。10月15日にテレビシリーズの上位4作品、22日にテレビスペシャルの最多得票作品が放送される。なお、テレビシリーズでは宮崎駿が照樹務名義で演出を手掛けたエピソードも選出された。

【写真】宮崎駿が照樹務名義で演出 『ルパン三世』PART2「死の翼アルバトロス」場面写真

 『ルパン三世』アニメ化50周年を記念して実施された「あなたが今一番見たいルパン三世」。テレビシリーズ全276話から選ばれたのは、第1位がPART2の第155話(最終話)「さらば愛しきルパンよ」(1980年)、第2位がPART1の第1話「ルパンは燃えているか…?!」(1971年)、第3位がPART5の第24話(最終話)「ルパン三世は永遠に」(2018年)、第4位がPART2の第145話「死の翼アルバトロス」(1980年)という結果になった。

 1位の「さらば愛しきルパンよ」は、宮崎駿が照樹務名義で演出を手掛けたエピソード。後に手掛ける『天空の城ラピュタ』のロボット兵を想起させるロボット兵器・ラムダを巡る事件を描く。ヒロイン・小山田マキの声を、『カリオストロの城』のクラリス役や『風の谷のナウシカ』のナウシカ役の島本須美が演じている。4位の「死の翼アルバトロス」も、宮崎が照樹務名義で演出を担当。飛行艇の緻密な描写やスピード感あふれる空中戦など、後の宮崎作品のエッセンスを感じられる1作だ。

 テレビスペシャルで全27作の中から選ばれた第9作『ルパン三世 ワルサーP38』(1997年)は、歴代テレビスペシャルの中でも随一と言われるシリアスなストーリー。暗殺集団タランチュラのアジトに潜入したルパンは、組織の一員であるヒロイン・エレンが抱える悲しみ、そしてルパン自身の“忌まわしい過去”と向き合い、決死の戦いを挑む。

 「みんなが選んだルパン三世・TVシリーズセレクション」4作は10月15日、「みんなが選んだルパン三世・TVスペシャル」『ルパン三世 ワルサーP38』は10月22日、『金曜ロードショー』にて放送。

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