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倉悠貴、三浦透子ら出演『スパゲティコード・ラブ』ポスター&予告解禁

映画

 俳優の倉悠貴や女優の三浦透子らが出演する丸山健志監督の初長編映画『スパゲティコード・ラブ』が、11月26日より公開されることが決定。ポスタービジュアルと予告編が解禁された。

【動画】『スパゲティコード・ラブ』予告編

 本作は、東京に生きる13人の若者たちのエモーショナルな物語が連鎖していく様をスタイリッシュな映像で描く群像劇。タイトルの「スパゲティコード」は解読困難なほど複雑に絡み合ったプログラミングコードを指す。第24回上海国際映画祭GALA部門、第15回ニューヨークJAPAN CUTS(北米最大級の日本映画祭)のNext Generation部門、第40回バンクーバー国際映画祭Gateway部門にて正式上映された。

 出演は、倉、三浦のほか、清水尋也、八木莉可子、古畑新之、青木柚、xiangyu、香川沙耶、上大迫祐希 三谷麟太郎、佐藤睦、ゆりやんレトリィバァ、土村芳の13人。数々のMVやナショナルブランドの広告を手がける映像クリエイター・丸山健志がメガホンをとり、初の長編映画デビューを果たした。主題歌は、歌手としても活躍する三浦が歌う「never」。

 フードデリバリー配達員の羽田天(倉)は、大好きなアイドルへの想いに区切りをつけるため1000回配達を目指し走っている。シンガーソングライターの夢を諦めた桜庭心(三浦)は苦手な友達とダラダラ過ごす日々。大森慎吾(清水)は定住しないノマド生活で、Facebookの友達が5000人を超える。広告クリエイターの黒須凛(八木)は天才と称されるプレッシャーと周囲との距離に苦しんでいた。

 コミュ力だけで渡ってきたカメラマンの日室翼(古畑)は、越えられない壁を自覚中。高校生の赤羽圭(青木)と彼が片思いをしている千葉桜(xiangyu)は、噛み合わない会話を続けている。モデルの綾瀬夏美(香川)は、実は仕事よりパパ活の方が忙しくなってきた。不登校の高校生・小川花(上大迫)はインスタで嘘のリア充投稿に明け暮れる日々。中学生の宍戸一樹(三谷)は毎日コンビニのイートインで時間をつぶしている。

 失恋のショックで引きこもりになった渋谷桃子(佐藤)は、復縁を願い電話占いにハマり中。桃子の隣人で同じく引きこもりの目黒梅子(ゆりやんレトリィバァ)は、隣から聞こえる桃子の独り言を聞いている。カフェで働く剣持雫(土村)は恋人に尽くすことだけが生きがいだ。恋人同士、元カレ・元カノ、すれ違った他人。愛を模索し東京を彷徨う彼らの行動が複雑に連鎖し、思いもよらぬエンディングに向かっていく。

 ポスタービジュアルは、作品タイトル「SPAGHETTI CODE LOVE」の文字の中に、13人のキャラクターたちの姿を配置したもの。「ねぇ、みんな、これからどこへ行く?」というキャッチコピーが添えられており、彼らそれぞれが居場所を探して必死に生きる様子が伝わってくるようなデザインとなっている。

 予告編では、主題歌「Never」など劇中で流れる音楽が東京に生きる13人の若者たちのドラマを彩る。彼らの口からは「不幸とは、結局執着している何かが思い通りになっていない状況を示す言葉だとオレは思う」「ここ東京だよ。一回来ちゃったらもう、帰ったら負けになるところでしょ!」「死なないで、毎日ちゃんと生きて。すごいことだから、それ」といった数々の印象的なセリフが語られ、最後は「最後に訪れる奇跡が 今を生きる、独りぼっちのあなたに きっとつながる」というメッセージも。今を生きる人々を肯定する物語であることを予感させる、エモーショナルな映像となっている。

 映画[『スパゲティコード・ラブ』は11月26日より全国公開。

映画『スパゲティコード・ラブ』予告編

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