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リドリー・スコット版『羅生門』 実力派キャスト集結『最後の決闘裁判』キャラポスター

映画

映画『最後の決闘裁判』キャラクターポスター
映画『最後の決闘裁判』キャラクターポスター(C)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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マット・デイモン

アダム・ドライバー

ベン・アフレック

ジョディ・カマー

リドリー・スコット

 フランス史上最後の決闘裁判を映画化した名匠リドリー・スコット監督最新作『最後の決闘裁判』より、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック、ジョディ・カマーの主要キャスト4人が並ぶキャラクターポスターが解禁された。

【動画】豪華キャストが集結!『最後の決闘裁判』予告編

 本作は、百年戦争の最中にあった中世フランスで、1386年に実際に執り行われいまだに真相不明な史上最後の“決闘裁判”を映画化した歴史ドラマ。本作で脚本も担当したマットとベンは、執筆にあたり黒澤明監督作『羅生門』(1950)から影響を受けたことを明かしており、事件を告発した被害者、被害者の夫、訴えられた容疑者の登場人物3人の視点で描かれる。第78回ヴェネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に正式出品された。

 騎士カルージュの妻マルグリットは、夫の旧友ル・グリに乱暴されたと訴える。しかしル・グリは無実を主張し、目撃者もいない。真実の行方は、夫と被告による生死を賭けた“決闘裁判”に委ねられる。それは、勝者は正義と栄光を手に入れ、敗者はたとえ決闘で命拾いしても罪人として死罪になることを意味していた。そしてもし夫が負ければ、マルグリットまでもが偽証の罪で火あぶりの刑を受けることになる…。

 女性が声を上げることのできなかった時代に立ち上がり、裁判で闘うマルグリットを演じるのは、ドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』でエミー賞主演女優賞を受賞した注目の新星ジョディ・カマー。マルグリットと共に、決闘裁判に挑む夫ジャン・ド・カルージュをマット・デイモンが演じる。マルグリットを襲った疑いをかけられるが無罪を主張する従騎士ジャック・ル・グリ役はアダム・ドライバー、カルージュとル・グリの運命を揺さぶる主君ピエール伯役はベン・アフレック。

 今回解禁されたのは、カルージュ(マット)、マルグリット(ジョディ)、ル・グリ(アダム)、ピエール伯(ベン)の4人が、生死を賭けた“決闘裁判”を迎える直前に緊迫した表情を見せる姿を切り取ったもの。左から、数々の戦地で生き抜いてきたことを物語る右頬の傷跡が生々しい“誇りのために戦う夫”カルージュ、“罪の裁きを求める妻”マルグリット、かつては旧友の仲であった相手を見据え兜から眼光の鋭さをのぞかせる“無実を訴える被疑者”ル・グリ、“決闘裁判を見守る領主”ピエール伯が並んでいる。

 決闘裁判のシーンについて、リドリー・スコット監督は「あれは6日間かかったかな。そのくらいかけて詳細な暴力を描いたわけです。それがとても大事だったからなんだ」と語っている。

 映画『最後の決闘裁判』は10月15日より全国公開。

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