ダニエル・クレイグ有終の美を飾る『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』超豪華ワールドプレミア開催
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『007』シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のワールドプレミアが、現地時間9月28日に英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにて行われ、主演のダニエル・クレイグら主要キャスト&スタッフに加え、ウィリアム王子とキャサリン妃といったロイヤルファミリーも来場して盛大に開催された。
【写真】ロイヤルファミリーも登場! 映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ワールドプレミアの様子
会場となったアルバート・ホールは、イギリスのヴィクトリア女王の夫であるアルバート公にささげられた由緒ある演劇場。コロナ禍の規制で150人ほどの人数に制限されていた会場には、通常のプレミアとは異なり、会場での試写に招待されたスーツやドレス姿のファン、中には医療関係者の招待客も見られた。
そしてマーチングバンドが歴代のボンド映画のテーマソングを奏でる中登場したのが、本作でジェームズ・ボンド役が最後となる主演のダニエルはもちろん、最凶の敵サフィン役のラミ・マレックやボンドの恋人マドレーヌ役のレア・セドゥら、勢ぞろいした本作のキャスト陣。
さらにシリーズ史上初の米国人監督であるキャリー・ジョージ・フクナガ監督、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン、主題歌「No Time To Die」でグラミー賞最優秀映像作品楽曲賞を受賞したビリー・アイリッシュと兄のフィニアス、音楽担当のハンス・ジマーも登場した。
そして、007ワールドプレミアといえば恒例の“英国ロイヤル”ゲストとして、チャールズ皇太子とカミラ夫人、ウィリアム王子とキャサリン妃も来場。ダニエルボンド“最後の花道”を飾るに相応しい超豪華なプレミアイベントとなった。
15年間演じ続けてきたボンド役を卒業するダニエルは、無事劇場のスクリーンで公開することができたことについて、「コロナ禍で様々なことが止まってしまったので、もし他の形で公開になったならそれは仕方のないことだっただろうが、 この日を迎えられたことに本当にホッとしているよ」と安堵の気持ちを吐露し、華やかなワールドプレミアについて「ここまで来られたことにとても興奮している」とコメント。
さらに日本のファンへ、「日本はこの地球上で僕が最も好きなところのひとつなんだ。(日本語で)アリガトウゴザイマス! また近いうちに会えることを祈っているよ」とメッセージを寄せた。
一方、札幌に半年間住んでいたことがあるというフクナガ監督は、日本へ訪れることを心待ちにしていると明かしつつ、「ボンド映画を楽しみにしていらっしゃる日本のみなさん、本作を楽しんでくださることを心から願っています。近いうちに会えますように」と日本のファンへメッセージを送った。
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は10月1日より全国公開。