『DUNEパート2』ではゼンデイヤ演じるチャニが主人公! 監督が構想を明かす
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『スター・ウォーズ』や『アバター』シリーズなど、数多くの作品群に影響を与えてきたフランク・ハーバートのSF小説を新たに映画化した『DUNE/デューン 砂の惑星』。メガホンを取ったドゥニ・ヴィルヌーヴが、インタビューの中で、続編の構想について明かした。
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本作は、かつてデヴィッド・リンチ監督も映画化しているSF小説の名作を、新たに映画化した作品。『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメのほか、『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤ、『アクアマン』のジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、オスカー・アイザック、レベッカ・ファーガソンら豪華キャストが集結。人類が地球以外の惑星に移住し、宇宙帝国を築いた西暦1万190年を舞台に、壮大な物語が描かれる。
JustJaredによると、アメリカでの一般公開を前に、ヴィルヌーヴ監督がTotal Filmのインタビューに答え、まだ次作にはゴーサインが出ていないことを認めたうえで、「『Dune 1』と『Dune 2』ではなく、『Dune:Part One』『Dune:Part Two』だ」と、続編ではなく、前後編になることを明かした。
パート2の製作には、『DUNE/デューン 砂の惑星』のヒットが必要であることに触れ、「第1弾は美しさと人気を兼ね備えた映画が存在すると証明するものだった。証明できたと思うよ。ワーナーブラザースとレジェンダリーの関係者は皆100%応援してくれた。彼らは映画を気に入ってくれたから、パート2を作らないと大変な損失になると感じている。誇らしく思ってくれているから、次なる1本を進めたいだろう。僕は楽観的に考えているよ」と自信をうかがわせた。
また、イタリアの雑誌 Il Venerdì di Repubblicaのインタビューでは、さらに踏み込み、パート2の構想についても話したそうだ。
「パート2でティモシーとゼンデイヤを一緒に撮影するのが待ちきれないよ」「次のチャプターでは、ゼンデイヤが物語の主人公になるからね」と明かし、ティモシー演じるポール・アトレイデスに代わり、ゼンデイヤ演じるフレーメンの少女チャニが主人公になることを示唆したという。
今回公開された『DUNE/デューン 砂の惑星』では、チャニはポールの夢の中に出てくる謎の女性として登場した。パート2で彼女のキャラクターが掘り下げられるのが待ち遠しい。