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ウェス・アンダーソン監督『フレンチ・ディスパッチ』、ポスター6種一挙解禁!

映画

 映画『グランド・ブダペスト・ホテル』(2013)でアカデミー賞4部門を受賞したウェス・アンダーソン監督の最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』より、遊び心満載のストーリーポスター4点とシネマポスター2点が解禁された。

【写真】映画『フレンチ・ディスパッチ』シネマポスター&ムビチケビジュアル

 ウェス・アンダーソン監督の10作目となる本作の舞台は、20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部。同誌は一癖も二癖もある才能豊かな記者たちによる、国際問題からアート、ファッション、美食に至るまで深く斬り込んだ唯一無二の記事で人気を獲得していた。ところが、編集長が仕事中に急死、遺言によって廃刊が決まってしまう。果たして、何が飛び出すか分からない追悼号にして最終号の、思いがけないほどおかしく泣ける、その全貌とは─。

 突如急死した編集長の追悼号のため、個性豊かな記者たちによる選りすぐりのストーリーが描かれる本作。

 ストーリーポスターは、劇中で描かれる4つのストーリーをそれぞれフィーチャーしたもの。「自転車レポーター」は、記者のサゼラック(オーウェン・ウィルソン)が編集長の愛した街アンニュイ・シュール・ブラゼを自転車で一巡しながら紹介する様子、「確固たる名作」では、記者ベレンセン(ティルダ・スウィントン)が超個性的な画家で囚人のモーゼス(ベニチオ・デル・トロ)と、彼のミューズで看守のシモーヌ(レア・セドゥ)との驚くべき関係を記事にしたためる姿を描いている。

 「宣言書の改定」は、記者ルシンダ(フランシス・マクドーマンド)が、“若き理想主義者運動”を立ち上げたリーダーのゼフィレッリ(ティモシー・シャラメ)と会計士ジュリエット(リナ・クードリ)が関わる学生運動、その青春の激しさと甘さを間近で捉える様子。「警察所長の食事室」では、記者ローバック(ジェフリー・ライト)が、警察署長(マチュー・アマルリック)お抱えの天才シェフ・ネスカフィエ(スティーヴン・パーク)によるお手製の絶品料理を優雅に堪能する姿を描いている。本編ではどの物語も、ウェス・アンダーソンらしいユーモアとエスプリが絶妙に混ざった、想像を遥かに超えた展開が巻き起こっていく。

 シネマポスターは、“ウェス・アンダーソンが営む架空の映画館”を表現したもの。劇中の登場人物たちが足を運び、『フレンチ・ディスパッチ』を一緒に鑑賞する様子を愉快に描いたもので、本作で長編10作品目を迎えたアンダーソン監督の、映画や映画館に対する深い愛が感じられるデザインとなっている。

 これらのポスターはいずれも、劇中に登場する「フレンチ・ディスパッチ誌」の表紙イラストのデザイナー、ジャヴィ・アズナレツが手掛けたもの。特にストーリーポスターは、実際の表紙のデザインを模した遊び心満載のポスターとなっている。

 また今回、11月12日より先行発売としてムビチケオンライン、12月3日より劇場で販売のムビチケカード第一弾、12月24日より別ビジュアルのムビチケカード第二弾が、随時発売開始され、それぞれオリジナル購入特典が付くことも決定した。

 映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』は2022年1月28日より全国公開。

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