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メル・ギブソン、『リーサル・ウェポン』第5弾を監督する可能性

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メル・ギブソン、『リーサル・ウェポン』第5弾でメガホン
メル・ギブソン、『リーサル・ウェポン』第5弾でメガホン(C)AFLO

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 オスカー受賞監督でもあるメル・ギブソンが、自身の代表作『リーサル・ウェポン』の第5弾で、メガホンをとることになりそうだ。現在交渉中であるとVarietyが報じた。

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 本作は、メルとダニー・グローヴァー演じるロサンゼルス市警のでこぼこコンビ、リッグスとマータフの活躍を描く人気アクション映画。第1弾は1987年に公開され、メルの人気を不動のものとし、またコメディタッチでアクション満載のバディ映画というジャンルを確立した。続編3本が公開されたほか、クレイン・クロフォードとデイモン・ウェイアンズ主演で前日譚となるテレビシリーズも制作されている。

 第5弾は、シリーズ全4作でメガホンをとったリチャード・ドナーが数年前から企画し、『イコライザー』の脚本家リチャード・ウェンクが最新の草案を手掛けていたが、ドナー監督が惜しくも2021年7月に鬼籍に入り、以降手つかずの状態だった。

 これを受け、メルは以前にロンドンで行われたイベントで、ドナー監督の遺志を継いでメガホンを取る意向を明かしていたという。

 「脚本を仕上げ、準備をしていたドナー監督に、ある日『良く聞け、もし俺が死んだら、おまえがやるんだ』と言われ、『黙れよ』と答えた」「そして本当に亡くなった。確かに頼まれたけど、その時は何も答えなった。だけど、彼は奥さんやスタジオ、プロデューサーたちに話していたんだ。だから、第5弾は俺がメガホンをとるよ」と語っていたそう。

 ドナー監督の妻ローレン・シュラー・ドナーが Ridebackのダン・リンとともにプロデュースを行い、同社のジョナサン・アイリックとドナー監督の制作会社ドナー・カンパニーのデレク・ホフマンが製作総指揮を務める。

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