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『カムカムエヴリバディ』“金太”甲本雅裕のぎこちない笑顔に反響「泣かずに見るの無理」

ドラマ

NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第18回より
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第18回より(C)NHK

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甲本雅裕

 NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第4週「1943-1945」(第18回)が24日に放送され、金太(甲本雅裕)が安子(上白石萌音)に雨の中でぎこちない笑顔を見せるシーンに、ネット上には「お父さんの笑顔が沁みた」「泣かずに見るの無理」といった反響が巻き起こった。

【写真】金太が大雨の中、外へ 『カムカムエヴリバディ』第18回を写真で振り返る

 空襲で心に大きな傷を負った金太(甲本雅裕)は、雉真家に身を寄せていた。小しず(西田尚美)とひさ(鷲尾真知子)を失った金太は、空襲の日から時間が経っても、床に伏せたままで回復の兆しが見えない。安子(上白石萌音)はそんな父・金太を献身的に世話し続ける。

 8月15日、終戦。玉音放送を聞いた金太は空襲の日の小しずとひさを思い出し、布団に顔を埋めて大声で泣くのだった。一方、市場に買い出しに出かけた安子はそこで小豆を見つけて購入。店の仕込みをする金太の姿を思い出しながらおはぎを作ってみる。食事も摂ろうとしない金太に、出来上がったおはぎを食べさせようとする安子。しかし金太は安子の手を払いのけてしまう。怒った安子が部屋から出ていくと、金太は部屋に残されたおはぎから、人差し指でアンコをすくいとって恐る恐る口に運ぶ。目を閉じてアンコを味わっていた金太が目を開けると、そこにはうっすらと光が宿っていた。

 金太の心情の変化を体現した甲本の繊細な演技に、ネット上には「金太の目にわずかに光が宿ったのがはっきりわかったのが凄かった」「甲本さんの演技に圧倒されっぱなし…」「目に光の宿った金太さんにこちらは号泣…」などの声が多数寄せられた。

 安子は部屋に戻るもののそこに金太の姿がない。心配になった安子は大雨が降る中、外に飛び出し金太の行方を追う。安子は空襲で焼けた和菓子屋「たちばな」跡へ向かうと、そこで金太を見つける。雨に打たれながら一心不乱に何かを探している様子の金太は、がれきの中から小さな缶を取り出すと「砂糖じゃ…配給をちょっとずつよけといたんじゃあ…」とつぶやく。そして金太は缶を抱きしめながら隣にいた安子に向かって「あねぇ、まじいおはぎを供えられたんじゃあ、小しずらも安心して成仏できんわぁ…」と話し、ゆっくりと不器用に笑ってみせる。

 このシーンに、ネット上には「よかった、笑ってくれた」「ああ…お父ちゃんが笑った…」「お父さんの笑顔が沁みた」などの声や「お父さんのぎこちない笑顔で涙腺崩壊」「2日連続金太パパに泣かされる…」「泣かずに見るの無理」といった投稿が相次いでいた。

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