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『青天を衝け』“兼子”大島優子、“栄一”吉沢亮に離縁を申し出る姿に反響「かっこいい」

ドラマ

大河ドラマ『青天を衝け』第37回「栄一、あがく」場面写真
大河ドラマ『青天を衝け』第37回「栄一、あがく」場面写真(C)NHK

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 俳優の吉沢亮が主演を務める大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)第37回「栄一、あがく」が28日に放送。大島優子が演じる伊藤兼子が栄一(吉沢)に離縁を申し出るシーンや、大島の演技力に絶賛の声が相次いだ。

【写真】栄一は離縁を申し出た兼子に頭を下げる

 栄一たちは共同運輸会社を設立し、運賃の値下げ競争などで三菱に対抗する。栄一は千代(橋本愛)の死から立ち直れないまま、兼子を後妻に迎え、渋沢家の家政を任せる。

 共同と三菱は熾烈な競争を繰り広げ、両社は消耗していく。志半ばで岩崎弥太郎(中村芝翫)は病に倒れてこの世を去り、三菱と共同は、このままではどちらの会社も長くは持たないと判断し合併する。

 そんな中、兼子は栄一に「離縁してください」と頭を下げ「あなた様の心もいまだ前の奥様にございます。私は、望まれて妻になりたいなどと馬鹿げたことを言うつもりは毛頭ございません。しかしそれでも、いくばくかの情がなければ妻にはなれません。子も出来ません」と主張。自分は一生かけても千代の代わりにはなれない、と告げ「どうか、離縁してください」と頼み込む。

 栄一は許してほしいといい、自分はいつも目の前のことしか見えておらず、父や母、一橋家、千代など周りに守られてどうにかやってきたのだと振り返る。そして「だから、頼む。これからは俺をもっと叱ってくれ」「俺はどうしても、この家を、家族を守りたい。どうか力を貸してください」と兼子に頭を下げる。栄一の気持ちを受け取った兼子は涙を流し「わかりました。これ以降も、よろしくお願い申し上げます」と答えるのだった。

 兼子が栄一に離縁を申し出、栄一と心を通わせるシーンに視聴者からは「栄一の癒えない悲しみも、兼子さんの辛さも理解できる」「見事だった」「本当に素晴らしかった」「かっこいいな兼子さん」などの声が続出。兼子を演じる大島の演技にも「すごく良い女優さん」「絶妙」「演技うまい」など絶賛の声が相次いだ。

 また、今回は岩崎弥太郎、五代友厚(ディーン・フジオカ)、岩倉具視(山内圭哉)の死が描かれた。これにも「寂しい」「みんな逝ってもうた」「時の流れとはいえ寂しい」などの声が集まっていた。

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