『カムカムエヴリバディ』“安子”上白石萌音、約4分間の英語長ゼリフに称賛の声
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第6週「1948」(第29回)が9日に放送。安子を演じる上白石萌音が、約4分間にわたり、英語の長ゼリフを演じるシーンに視聴者から称賛の声が上がった。
【写真】安子を演じる上白石萌音が、英語の長ゼリフを披露したシーン
ある日安子は、るい(中野翠咲)から美都里(YOU)が英語を聞きたくないと言っていたことを知らされる。「お父さんを殺した国の歌じゃから聞きとおねえって。お母さん、なんで私はカムカム英語聞きょうるん?」と、るいから聞かれる安子。しかし安子は、るいからの問いかけに答えることができなかった。
そして迎えた12月25日。街には、サンタクロースの格好をした進駐軍の米兵たちがお菓子を配り、子どもたちや親子連れを楽しませていた。この日も安子はおはぎの行商をするが、売れ行きはよくない。途方に暮れる安子の前に、先日助けた米軍将校・ロバート(村雨辰剛)が姿を見せる。
ロバートから進駐軍のオフィスに招かれた安子。そんな彼女はロバートから、英語を学んだきっかけや上達した理由を質問される。すると安子は、稔(松村北斗)との出会いをきっかけに、ラジオで英語を学ぶようになったこと、稔を思う心が上達のモチベーションになったことを流ちょうな英語で話す。さらに安子は、稔がどんな国の音楽も自由に楽しめる平和な世の中を願っていたことや、そんな稔がアメリカとの戦争で亡くなったことを伝えつつ、「Why am I still studying English when my husband is not with me anymore? Tell me…(もう夫はいないのに、どうして私はまだ英語を勉強しているんでしょうか? 英語を教えてください…)」と感情をぶつける。
安子が英語で自分の思いを素直に打ち明ける姿に、ネット上には「安子ちゃん英語すごいな」「安子の英語がすごい上達してる」「めちゃくちゃくうまい!」などの声や「初めて心のうちを吐き出せたね」「英語だと自分の気持ち正直に言えるんだな」「もう英語でしか感情を吐露できないのね…孤独感」といったコメントが相次いだ。
さらに約4分間にわたって英語のセリフを続けた安子役の上白石の熱演についても「萌音ちゃん、あれだけ長尺の英語セリフ、しかもめちゃくちゃ流暢ですごい」「萌音ちゃんの発音綺麗…」「萌音ちゃんの英語力、リスペクトしかない」などの投稿も集まっていた。