岡田将生、初共演の倉科カナを絶賛「本当に素敵な女優さん」
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俳優の岡田将生、倉科カナ、竪山隼太、麻実れいが11日、都内で開催された舞台『ガラスの動物園』フォトコール・囲み取材に出席。岡田は初共演となった倉科の印象を「本当に素敵な女優さん」と語った。
【写真】タバコをくゆらす岡田将生 舞台『ガラスの動物園』フォトコールの様子
本作は、1930年代のアメリカ・セントルイスを舞台に、ウィングフィールド一家が織りなす人間模様を描く。息子のトムを演じる岡田は、いよいよ本番を迎える心境を聞かれると「1ヵ月半弱、この4人で、この物語を紡いでやってきたんですけど、やっと初日で。お客様が入っていただけて、やっとこの劇は完成するんだろうなあって思いながらやっていたので、やっとここまで来たかというのと、感染対策も気を付けながら、皆さん作ってやってきたので、純粋にうれしいです」と喜びのコメント。
その後、定期的に舞台に立っていることを踏まえ、自身にとっての舞台に立つことの意味を聞かれた岡田は「初舞台が蜷川(幸雄)さんで、蜷川さんに『立ち続けなさい』と言われたので。そのお言葉の通り、舞台をやらせていただいている」と発言。さらに「舞台に対してすごく敬意もありながら、自分を試す場所でもあるので。日々、みんなで作ってきた作品を、100%の状態で見ていただくために、一生懸命稽古をしている。その時間も割と好きなので、みなさんと作る作品作りは、本当に楽しい時間です」と語った。
そんな岡田は、トムの姉・ローラを演じる倉科とは初共演となった。倉科の印象を聞かれると「カナ様は、本当に素敵な女優さんで。今回のローラという役は、とても繊細で、しかしチャーミングな部分もあったりして、そこを絶妙に演じられているのは稽古から見ていても本当に素晴らしいなと思っております」と絶賛。稽古中にカナ様という呼び名が生まれたという倉科は、岡田は芝居に誠実な俳優だとしたうえで「この作品って、ちょっと物悲しいところがあるんですけど、岡田さんが座長で、岡田さんの人柄が、とても穏やかで温かい方なので。世界観にも浸透しているような感じがあって。本当に今回、トムが岡田さんでよかったなって思います」と語っていた。
舞台『ガラスの動物園』は、12月12日~30日に日比谷シアタークリエにて上演。