小澤征悦、吹き替え初挑戦『キングスマン』をアピール クリスマスは「妻とゆっくりしたい」
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映画『キングスマン』シリーズの最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』の公開記念イベントが14日、都内で開催され、日本語吹き替え版に出演した俳優の小澤征悦、声優の梶裕貴に加え、ゲスト声優のお笑いコンビ・ぺこぱが登場した。
【写真】『キングスマン:ファースト・エージェント』公開記念イベントの様子
本作は、世界興行収入900億円超えを記録したスパイアクションシリーズの第3作。表の顔は高貴なる英国紳士、裏の顔は世界最強のスパイ組織“キングスマン”の、歴史の裏に隠された秘密結社の誕生秘話が明かされる。
イベントでは、親子役で共演した小澤と梶が、キングスマンには欠かせないスタイリッシュなスーツ姿で登場。今回、吹き替え初挑戦となった小澤は「コロナ渦で何回か延期になって、本当に待ち遠しくてずっと待っていました」、梶は「私事ではありますが、劇場公開作品の重要な役としてオーディションに合格したのは、今回のコンラッド役が初めてだったので、とても嬉しかったです」と感慨深げに語った。
一足早く、自身で声を吹き込んだ本編を鑑賞した2人は、その感想を「今回実際の歴史のことが語られているところもあるんですけど、それを理解するのに吹き替え版の方が体にすっと物語が入ってくる。自分が声をやらせてもらっているので、最初の10分くらいは自分の声だなと思ったんですけど、そのあとはどんどん物語の中に入っていって、全く自分の声だということが気にならないくらいになりました。そのくらい面白かったです」(小澤)、「日本版ならではの面白さだとかもちろん理解のしやすさがあるなとすごく強く感じていましたね」(梶)と語り、日本版ならではの魅力を力説した。
そんな2人の白熱したトークが続く中登場したのが、スペシャルゲストのぺこぱ。声優に初挑戦した感想について聞かれた松陰寺は、「初めは“松陰寺語”でやってみたんですけど、そういうのじゃないですって言われて(笑)。まじめにやらさせていただきました!」と回答。すると小澤は「本当に出てました?(笑)」と意地悪にツッコミ。
ぺこぱの2人は「本当に出てたのかな?ってくらい自然にできていたと思います」(シュウペイ)、「あえて普段の自分のキャラを殺すことによって自然な演技ができたのかなと思います」(松陰寺)と反論しつつ、シュウペイは「普段の自分じゃない感じで演じるって難しいんだなって。小澤さんや梶さんはすごいなって思いながら映画を観させていただきました」と、メインキャストを演じた2人に尊敬の念を示していた。
また、24日の映画公開日にちなみ、クリスマスの予定に話題が及ぶと、9月にNHKの桑子真帆アナウンサーと結婚した小澤は、「僕も撮影が入っておりまして、稼働はしているんですけど、そうはいっても夜は妻とゆっくりしたいなと思っています」と笑顔で答えつつ、「24日は『キングスマン:ファースト・エージェント』が公開しますので、是非観に行っていただけたらと思います」とアピールしていた。
映画『キングスマン:ファースト・エージェント』は、12月24日より公開。