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「日本ホラー映画大賞」発表 選考委員を務めた堀未央奈、“一番怖いと思うこと”を明かす

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「日本ホラー映画大賞」授賞式に出席した(左から)選考委員の宇野維正、Base Ball Bea・小出祐介、清水崇監督(選考委員長)、堀未央奈、FROGMAN
「日本ホラー映画大賞」授賞式に出席した(左から)選考委員の宇野維正、Base Ball Bea・小出祐介、清水崇監督(選考委員長)、堀未央奈、FROGMAN クランクイン!

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 女優の堀未央奈が26日、都内にて開催された「日本ホラー映画大賞」第1回授賞式に出席。選考委員として登壇した堀が“一番怖いと思うこと”を明かした。

【写真】スレンダーな黒のドレス姿で登場した堀未央奈

 「日本ホラー映画大賞」は、新たにホラージャンルに特化させたフィルムコンペティションとして、KADOKAWAが開催。ホラージャンルに絞った一般公募のフィルムコンペティションは日本初の取り組みとなる。

 選考委員長は『呪怨』などで知られる清水崇監督で、選考委員を堀、FROGMAN、Base Ball Bear・小出祐介、宇野維正が務めた。

 多くの応募作品について、清水監督は「言ってみれば同業者なので、他の監督の作品のことをあれこれ評価するというのがすごく辛いところがあって。というのも、悪く言ったら悪く言っただけ自分にまた返ってくる」と監督目線で作品を評価する苦しみを吐露した。

 また堀は「心理的に一番怖いと思うのは、予測しないものを目にした時にすごく恐怖を感じるのかなと思っていて。想像していない顔を相手がしてきたり、言葉を言ってきたり、動きをしたりという時が一番、私は怖い」と持論を展開。

 さらに「生活していて一番怖いと思ったのが、私の驚いた表情を真似して、ふざけて驚いた顔をした方がいたんです。急に鏡を見たような気分になってすごく怖くて。そういうとっさに感じた恐怖みたいなものを感じたものを選ばせていただいた」と実体験も混じえつつ、評価の基準を明かしていた。

 大賞を受賞した『みなに幸あれ』の下津優太監督は、副賞として、応募作品のリメイク版または完全オリジナル作品の新作長編映画の監督を担当できることになる。

 普段、CMやミュージックビデオの監督を主に行っているという下津監督は「是が非でも大賞をとって商業映画を撮りたいと思って、毎週のように打ち合わせを重ねてやってきました」と応募の経緯を告白。

 「僕のように映画を撮りたいと思っている監督さんはすごくいると思うんですけれども、映画を撮るということはすごく狭き門というか、ほぼ道が今ないと思っているんです。そんな中、こういう機会をいただけたことはすごく光栄なことですし、これがどんどん続いていくといいのかなと思っています」と映画監督を目指す多くの人々に思いを馳せた。

 受賞者および受賞作品一覧は以下の通り。

■「日本ホラー映画大賞」受賞作品
大賞:下津優太『みなに幸あれ』
審査員特別賞:平岡亜紀『父さん』
ニューホープ賞:中野滉人『closet』
株式会社闇賞:三重野広帆『招待』
オカルト部賞:ヤマモトケンジ『傘カラカサ』
MOVIE WALKER PRESS賞:近藤亮太『その音がきこえたら』
豆魚雷賞:藤岡晋介・武田真悟『私にふれたもの』
アニメ部門 奨励賞:ミナセ宗谷『炬燵(こたつ)』

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