北村匠海、2022年目指すのは「身のぎっしり詰まったカニ味噌」
ダンスロックバンド「DISH//」のリーダーで俳優の北村匠海が8日、映画『明け方の若者たち』の公開記念舞台あいさつに黒島結菜、井上祐貴、カツセマサヒコ、松本花奈監督と共に登壇。年末年始の過ごし方や2022年の抱負などを語った。
【写真】全身ブラックでシックにまとめた衣装も 北村匠海が登壇した映画『明け方の若者たち』公開記念舞台あいさつの模様
本作は、ツイッターでの“妄想ツイート”が話題となり、10〜20代から圧倒的な支持を獲得したウェブライター・カツセの同名小説を原作とする青春恋愛映画(R-15指定)。恋に落ち、仕事にぶつかる“僕”(北村)の人生のマジックアワーを描く。主題歌はマカロニえんぴつ。
年末年始どう過ごしたか問われて北村は「年末は大規模な歌合戦に参加していました(笑)。年末の思い出というと、もうそれしかない。年始は、実家に帰って、飲み正月みたいな感じでした」と言い、続けて「僕、正月の1日朝からやっているテレビを見ていると『あぁ、今年も始まったな。ということは、(終わりの始まりという意味で)今年も終わったな』と思う」と持論を展開した。
「僕」が一目ぼれする「彼女」を演じた黒島は「大規模な歌合戦を見て過ごしました(笑)。良かったです」と話し、年始は「おもちをたくさん食べて、ゆっくり休みを満喫しました」とほほ笑んだ。
新年の抱負をたずねられて北村は「2022年は、いっぱい失敗できれば。去年、役者としてもバンドとしても得たものが多かった。だからこそ、一回ここで立ち止まって、いろんなことを学び直したい。一年、ないしは二年くらいかけてやろうかなと。抱負としては地味に生きるという感じです(笑)。地味めに生きます」と回答。さらに「今一度学び直さないと、向こう10年、20年後に中身のない人間になりそうな予感もしたので。ここは一度、身のぎっしり詰まったカニ味噌みたいな感じで。2022年はカニ味噌です」と表現した。
また、黒島は「ハッピーに楽しく1年過ごしていければ」と簡潔に答え、笑顔をこぼした。
映画『明け方の若者たち』は公開中。