ポン・ジュノ監督、新作でロバート・パティンソンとタッグ? ブラピのPlanBが参加
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『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞4部門を獲得したポン・ジュノ監督。待望の新作で、『トワイライト』シリーズや『TENET テネット』、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のロバート・パティンソンとタッグと組むことになりそうだ。
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Deadlineによると、ポン・ジュノ監督が、エドワード・アシュトンの著書「Mickey7(原題)」を基にした新作映画で、脚本と監督を手掛けるべくワーナー・ブラザースと話を進めているそうだ。主役としてロバート・パティンソンが交渉中だという。
「Mickey7」は、今年第一四半期に出版予定のSF小説で、氷の世界「Niflheim」を植民地にすべく、有人探査に駆り出された調査隊の物語が描かれる。危険を極め、生きて帰れぬ危険性を孕む任務では、使い捨て、消耗品のミッキーが派遣されるが、ミッキーは命を落としても、記憶を受け継ぎ、新しい身体に再生されるという。6度の死を経験した後、ミッキー7は自分の契約条件を理解することになるという。
ポン・ジュノ監督は、昨年末に本作の原稿を紹介され、すぐに興味を持ったという。その後、30代の有名俳優ら何人かと面会を重ねたのち、ロバートに目が留まったそうだ。映画はこの小説に着想を得て制作されるものの、これまでのポン・ジュノ作品を鑑みると、最終的には趣の異なる作品になる可能性があるとみられている。
プロデュースには、ポン・ジュノ監督の制作会社Offscreenや、ポン・ジュノ作品『オクジャ』を手掛けたKate Street Picture Company、ブラッド・ピットの制作会社プランBが名を連ねる。ポン・ジュノ監督は現在、ワーナーメディア傘下のHBOで『パラサイト』を基にしたリミテッドシリーズの製作総指揮を務めており、ワーナーメディアとは2本目の契約となる。
ロバートは、若き日のバットマン/ブルース・ウェインを演じる『THE BATMAN-ザ・バットマン-』が3月11日に公開予定。