『ミッション:インポッシブル』 第7弾&第8弾、オミクロン株の影響で公開延期へ
トム・クルーズ主演の人気スパイアクション映画『ミッション:インポッシブル』の最新作、第7弾と第8弾の公開が、新型コロナウイルスのオミクロン株の流行を受け、2023年7月と、2024年6月に延期されることが明かになった。
【写真】『ミッション:インポッシブル』第7弾、カーアクションの撮影の様子も
Varietyによると、2022年9月30日に公開予定だった第7弾が、2023年7月14日に延期され、続く第8弾も、2023年7月7日の予定から、2024年6月28日に公開が延期されることが発表された。
「熟慮を重ねた結果、パラマウント・ピクチャーズとスカイダンスは、『ミッション:インポッシブル7』と続く第8弾の公開延期を決定しました。新しい公開日は、それぞれ2023年7月14日と2024年6月28日です。映画ファンの皆さまに、前代未聞の映画体験を提供できる日を楽しみにしています」とスタジオが声明を発表した。
本作は、1960年代にヒットした海外ドラマ『スパイ大作戦』を現代版にアレンジした『ミッション:インポッシブル』シリーズの最新作。トム演じるイーサン・ハント率いる秘密諜報機関IMFチームの活躍が描かれる。
当初は、2021年7月23日に公開予定だったものの、新型コロナウイルスの世界的な流行を受け、これまで幾度となく公開を延期してきた。トムの命知らずのスタントが大きな魅力の本作は、世界を股にかけて撮影が行われるため、移動が制限される昨今、制作に時間がかかっていると見られる。
第7弾は、5作目『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』から参加するクリストファー・マッカリー監督がメガホンを取る。イルサ役のレベッカ・ファーガソンやベンジー役のサイモン・ペッグが続投するほか、海外ドラマ『エージェント・カーター』のヘイリー・アトウェルや、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのポム・クレメンティエフが新たに出演する。
トムは本作のほかにも、1986年に公開された『トップガン』の新作、『トップガン マーヴェリック』の公開が延期されており、こちらは2022年5月27日に日米同時公開を予定している。