広瀬すず、池田エライザ&佐久間由衣と美しすぎるドレス競演 SPドラマ『津田梅子』
女優の広瀬すずが主演するスペシャルドラマ『津田梅子 ~お札になった留学生~』(テレビ朝日系)に、池田エライザと佐久間由衣が出演することが発表された。演じるのは、広瀬ふんする梅子の親友役。鹿鳴館での美しいドレス姿を収めた場面写真も公開された。
【写真】美の競演! 広瀬すず&池田エライザ&佐久間由衣のドレス姿
本作は、明治という激動の時代、日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、のちに女子教育の先駆者として活躍した津田梅子(幼名・梅)の青春を描く、大型スペシャルドラマ。今年デビュー10周年を迎える広瀬すずが、「新5000円札の顔=津田梅子」を演じる。
本作では、米国留学を終えて帰国した17歳から、米国に再留学する25歳までをメインにストーリーを構成。11年間という長い留学を終えて希望を胸に帰国したものの、当時の日本には思い描いていたような仕事がなく、自力で収入を得る難しさに直面することに…。留学仲間が結婚という道を選ぶ中、自分はどうするべきなのか。淡い恋心に揺れ、思い悩むさまなど、誰も知らない「津田梅子」を描く。
池田エライザと佐久間由衣が演じるのは、主人公・梅を支える留学仲間であり親友の山川捨松(池田)と永井繁(佐久間)。3人は励まし合い、夢を語りあう一方で、女子の自立をめぐって意見がぶつかることも…。本音で何でも言い合える捨松と繁は、梅にとってかけがえのない盟友であり、生涯の宝物ともいうべき存在だ。
公開された場面写真は、明治16年、落成したばかりの鹿鳴館で開かれた舞踏会に3人がドレス姿で勢ぞろいする場面。国の重要文化財に指定されている明治後期の講堂“旧学習院初等科正堂”(千葉県成田市)でロケ-ションを行い、広瀬、池田、佐久間は当時、世界中で流行していたバッスルスタイルというスカート部分の後ろに大きくボリュームをもたせたキュートなドレスに身を包んでいる。
本場面では、のちに“鹿鳴館の華”とうたわれることとなる捨松役の池田や繁役の佐久間が、ウインナ・ワルツの調べに乗って華麗にダンスを披露。豪華絢爛な社交場が、令和の世に堂々よみがえった。
広瀬は「普段、梅が着ているドレスとはまた違って、ものすごく華やか! ドラマや映画でしか見たことのない世界観だったので、貴重な経験」と、鹿鳴館時代へのタイプトリップに笑顔を見せ、佐久間も「ゴージャスなドレスを身に着けて、かつ素敵なロケーションの中でお芝居ができました」とコメント。池田は「ドレスは想像を超える長さ。裾を踏んだりして汚さないように気をつけています」と、慣れない衣装ゆえの苦労を告白した。
広瀬、池田、佐久間は23歳、25歳、26歳とほぼ同世代。広瀬が「“エラちゃん”はすごく“華”がある。雰囲気にもお芝居にも圧倒的なオーラがあって驚かされます。由衣ちゃんは自然体でカッコいいのに華やか!」と2人の空気感を絶賛すると、池田も「すずはお芝居に入った瞬間から、主人公が持つ確かなエネルギーみたいなものをワーッと出してくれる。“広瀬すずってスゴイな”と思いながら、毎日過ごしています!」と信頼を寄せ、佐久間も「すずちゃんはとても華奢なのに、どこからそのエネルギーが出ているんだろうって興味津々です! ファーストシーンから、梅としてそこに存在していたのが、すごく素敵」と語るなど、役柄同様のチームワークを見せた。
さらに広瀬は「6歳で親元を離れて留学した梅にとって、捨松と繁は友だちとも違うし、戦友や同志という言葉もしっくりこない、それ以上に家族みたいな“情”を抱いている存在」と、3人の固い絆を表現。「私自身、梅たちが一生懸命頑張る姿にすごく勇気をもらえるので、視聴者の方にも3人のことを知ってほしい、そしていろいろなことに気づいてほしい!」と呼びかけた。
スペシャルドラマ『津田梅子 ~お札になった留学生~』は、テレビ朝日系にて3月5日21時放送。