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檀れい、水谷豊監督作『太陽とボレロ』で映画初主演 「飛び上がるほど嬉しかったです」

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映画『太陽とボレロ』で映画初主演を果たす檀れい
映画『太陽とボレロ』で映画初主演を果たす檀れい(C)2022「太陽とボレロ」製作委員会

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 俳優・水谷豊の監督3作目となる映画『太陽とボレロ』が今年6月に公開されることが決定。アマチュア交響楽団を主宰する主人公・花村理子役を檀れいが演じ、映画初主演を果たすことが発表された。

【写真】水谷豊監督第3弾『太陽とボレロ』で映画初主演を果たす檀れい

 初監督作『TAP‐THE LAST SHOW‐』(2017)では夢みる若者の青春群像とショービジネスの光と影を、脚本も手掛けた監督第2作『轢き逃げ 最高の最悪な日』(2019)では不幸な事故があらわにする人間の心の奥底を描ききった水谷。監督3作目となる本作では、ある地方都市の市民交響楽団を舞台に、「音楽を愛する人々」と「音楽の素晴らしさ」を描いていく。

 主演は、宝塚歌劇団所属時には月組・星組それぞれでトップ娘役に抜てきされ、数多くの舞台で活躍してきた檀れい。退団後、2006年には映画『武士の一分』でヒロインを務め数々の映画賞を受賞。その後も『母べえ』(2008)、『感染列島』(2009)、『劇場版 奥様は取り扱い注意』(2021)などさまざまな作品に出演し、圧倒的な存在感を放ってきた檀が、満を持して映画初主演を飾る。

 本作で檀が演じるのは、音大を出たものの音楽の道をあきらめ、家業を継ぎ、地元で楽団を主宰し「音楽に触れ、愛しつづけてきた」女性・花村理子。理子は18年間、個性豊かなメンバーとともに活動。皆、音楽を愛する普通の人々だった。しかし楽団の経営は苦しく、理子は必死に奔走するも、ついに楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られる。そして、最後にして最高のコンサートがはじまる―。

 楽団の主宰者として解散の危機に奔走する等身大の女性を時にシリアスに、時にユーモラスに演じる檀は、本作への出演にあたり、「水谷豊さんの監督作品ということで、お話をいただいたときは、本当に飛び上がるほど嬉しかったです。花村理子という女性は、弥生交響楽団存続のために奔走する女性、親から受け継いだ家業も抱えています。とにかく色々なことを一人で背負って頑張ってしまう理子さんに共感しましたし、自分のことよりも周りのことを考えて行動している女性だと思いました」とコメント。

 監督を務める水谷は、「檀れいさんのお名前が閃いたのは、脚本を書き進めていた時でした。まだ、キャスティングは一切考えていなかったのですが、途中のあるシーンで、ふと彼女の顔が浮かんだのです。撮影していく中で、イメージ通りであることはもちろん、ご自身の中に華やかさを持っている方だと改めて感じました。つらいシーンの時も、楽しいシーンの時も、その華やかさを映画に加えてくださり、『太陽とボレロ』という作品が、より豊かなエンターテインメントになったと感じています」と言葉を寄せた。

 また、今回の発表にあわせて、本作のイメージ映像も解禁に。タイトルにある「ボレロ」の楽曲にのせて、同じくタイトルにある“太陽”、舞台となる、ある地方都市の美しい風景、音楽を愛する人々の姿を一部垣間見ることができる。

 映画『太陽とボレロ』は、6月全国公開。

 コメント全文は以下の通り。

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映画『太陽とボレロ』イメージ映像

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