山田涼介、傷だらけで1人たたずむ『大怪獣のあとしまつ』衝撃のラストシーン場面写真解禁
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Hey!Say!JUMPの山田涼介が主演を務め、女優の土屋太鳳がヒロインを演じる映画『大怪獣のあとしまつ』より、物語で最も重要とも言える衝撃のラストシーンの場面写真が解禁された。
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本作は、ヒーローに倒された怪獣の死体処理は果たしてどうなっていたのかを描く“空想特撮エンターテインメント”。監督・脚本をドラマ『時効警察』シリーズなどの三木聡が務める。
今回解禁されたのは、傷だらけになった山田演じる主人公の帯刀アラタが一人、草原にたたずんでいる場面写真。緊張感漂うこの場面は、衝撃的なラストへと続く重要なカットとなっている。果たしてアラタの身にいったい何が起こったのか、そして大怪獣<希望>の死体を無事“あとしまつ”して国家崩壊の危機を救うことができるのか?
山田は本作が特撮映画初挑戦。巨大なグリーンが張られたスタジオ内で、存在しない実景や怪獣の死体を想定しながら演技をするという難しい撮影にも挑んでいる。なかでも“怪獣の死体の上で穿孔爆弾を仕込もうとする”シーンでは、美術部が製鉄所に発注して制作した特注品で山田よりも大きく、重い穿孔爆弾を背負っての撮影となった。
全身に負担がかかるハードな撮影について山田は「ミサイルを背中に抱えて、怪獣をのぼっていくところはキツかったですね(笑)。めちゃくちゃ重いんですよ…。たぶんミサイルのリアリティを出すために、ちゃんと重くしないといけなかったと思うんですけど。一度抱えるとなかなか外すにも大変で。でも大変なのはそのくらいで、結構楽しんじゃうんです。こんな撮影方法があるんだって思うことの連続でした」と語っている。
撮影を身近に見ていた三木監督自身も山田の“どんな状況にも対応できるイメージ力と切り替えの速さ”を絶賛しており、「ジャニーズ事務所の俳優は役者、アイドル、歌手など自分の置かれた環境を1日の中で何度も切り替えなければならないので、スイッチする感覚に長けています。山田君もグリーンバックで見えないものを相手に芝居したあと、そのまま人と絡む芝居に入っていた。改めて技術とセンスが大切だと思い知らされました」と太鼓判を押している。
監督はまた「彼の雰囲気が逆のベクトルに働いたら面白いんじゃないか。つまり強そうなやつが強い相手に向かっていくより、繊細な人間が無理な仕事を振られる方が面白い。僕の映画は、とにかく主人公が迷惑をかけられる展開が多い。誰を困らせようかと考えたとき、山田君は僕にとって新しいタイプの“困らせたら面白そうな人”だったんです(笑)」と、山田をキャスティングした理由を明かした。
映画『大怪獣のあとしまつ』は、2月4日より全国公開。