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中村鴈治郎

中村鴈治郎 出演映画作品

  • ねことじいちゃん

    ねことじいちゃん

    制作年:2019年2月22日(金)公開

    世界的に高名な動物写真家で、NHK-BSプレミアムの番組『岩合光昭の世界ネコ歩き』でもおなじみの岩合光昭が映画監督に初挑戦。小さな島で暮らす男と飼い猫のつつましくも豊かな暮らしを描いた同名人気コミックを映画化。主演は本作が映画初主演となる落語家の立川志の輔。猫好きのみならず老若男女をほのぼのとした島の生活で魅了する。

  • 月姫系図

    制作年:

    武田勝頼の遺宝ををめぐる浪人と旗本娘の活躍を描いた伝奇娯楽アドベンチャー。遺宝の秘密は“風林火山“を象る4枚の枝折に託され旗本娘の雪絵が“風“を浪人の進太郎が“山“を持っていた。だが“林“の枝折を持つ奉行が忍者を使ってすべての枝折を集めようとする。謎は能面をつけた女“月姫“のみが知っているのだが……。

  • 仲良し音頭 日本一だよ

    制作年:

    スポンサーをライバル会社に取られてばかりの広告代理店に勤める新米企画部員、加納周治。現状を打開せよとの至上命令を受けた彼は、スポンサーの宣伝部長が、ある女に夢中なのを利用しようとするがこれは失敗。今度はしがないチンドン屋の父親が助け舟を出し、一流のスターを集めたショーを企画する。ドッと笑える、てんやわんやコメディ。

  • 怪談夜泣き燈籠

    制作年:

    友人にだまされ、生き埋めにされた豪商の息子。まだ死んでいなかった彼は、墓所からはい出て友人をこらしめた。しかし、その後彼は信用していた親方に女を取られた上に殺害される。親方への恨みを持って、今度は本物の幽霊となるが……。「座頭市」第1作で知られる名脚本家、犬塚稔のオリジナル。ラストに発狂する、女の狂気の描写が見もの。

  • 春一番

    制作年:

    割烹旅館“花霞“の看板娘・露子は、母に代わって店を切り盛りしていた。ある日、外務省勤務の治郎と恋に落ちるが、彼の母親に交際を反対される。露子の母の未亡人・民子が、極秘に妻子ある男性と深い仲であることが発覚したからだ。原作は芝木好子の『女家族』。女性ドラマのヒット作。

  • 徳川一族の崩壊

    制作年:

    300年にわたる徳川政権が終焉していくさまを、会津藩主・松平容保と長州の桂小五郎との対立を軸に据えて描く大型時代劇。薩長同盟、“蛤御門の変“など実際の事件を追いながら、東映ならではの娯楽性を重視した作りになっている。物語は、松平容保が京都守護職に就任し、朝廷を懐柔しようとするがそれが実らず、徳川最後の将軍・慶喜は大政奉還。容保は会津藩を率いて、勝利のない戦いに向かっていくというもの。全編これ、チャンバラ映画の醍醐味ともいえる派手な剣戟シーンが見どころ。それに加えて容保や桂の家族との絡みなどに、山下耕作一流の情感あふれるタッチが見られ、面白さは十分。

  • 江戸っ子祭

    制作年:

    “永遠の二枚目スター“長谷川一夫が一心太助を演じた痛快時代劇。徳川三代将軍の座をめぐって長男・竹千代派と次男・国松派が対立する江戸城内、退屈気味の竹千代は夜ごと辻斬りをし始め、大久保彦左衛門は激怒。太助に竹千代を小僧として預ける。太助は竹千代にスパルタ教育をほどこすのだが……。

  • 温泉女医

    制作年:

    若尾文子が、知的な中にも色香を感じさせる女医に扮した人情喜劇。伊豆にある町・子宝温泉。ここで唯一の医者である藪内は、高血圧の老人。その代診に、美貌の女医・塩月イサオがやってくる。町で彼女は人気を集め、一方では藪内の息子・昌彦との恋も芽生えていき……。ミヤコ蝶々、南都雄二、林家三平らが、コメディ・リリーフとして出演。

  • 忍びの者 霧隠才蔵

    制作年:

    前作から一転、豊臣方の霧隠才蔵が主人公となった。大阪冬の陣が終わり豊臣家滅亡の危機が近づくなか、家康暗殺のため命を賭ける真田幸村配下の霧隠才蔵の活躍を描く。迫力のある合戦シーンに加えて戦士としての忍者を描き、娯楽性十分。

  • 江戸へ百七十里

    制作年:

    津山十万石藩主小森家の落としダネである長谷部兵庫は、お家との絶縁条件として大金を手に入れ、フラリと旅に出る。その道中、松平福姫と知り会った兵庫は、彼女が翌日兵庫そっくりの小森家嫡男とお見合いさせられることを知るが……。市川雷蔵が一人二役で剣の冴えをみせる明朗時代劇。

  • 忠直卿行状記

    制作年:

    内外からその英邁ぶりをうたわれ、賞賛を浴びていた松平忠直。しかし、家臣の内緒話から、生まれてこの方自分の身に注がれてきた賞賛は偽りであり、家臣の追従であることを知った忠直は、暴虐非道を極め始める。菊池寛のおなじみの小説の映画化。市川雷蔵が孤独でかげりのある忠直役を好演する。

  • どん底〈1957年〉

    制作年:

    ゴーリキーの同名の戯曲を、監督の黒澤明と小国英雄が翻案。陽の当たらない、江戸の場末の棟割長屋に暮らす鋳掛屋、夜鷹、飴売り、遊び人、役者くずれ、泥棒、お遍路など、様々な人々と嫌われ者の大家夫婦が織り成す辛口の人生模様。黒澤としては珍しく短期間・低予算で仕上げた作品である。それまでの長い製作期間と膨大な製作費に業を煮やした東宝は、この作品を黒澤自身に製作させた。黒澤はオープン・セット一杯と室内セット一杯だけを作り、入念なリハーサルをして複数のカメラで一気に撮り上げたといわれている。

  • 大阪物語〈1957年〉

    制作年:

    「赤線地帯」を撮り上げた溝口健二が、次回作として依田義賢とともに構想していた作品。1956年、溝口が58歳で急死したことにより、吉村公三郎がメガホンを執ることになった。貧しい農家の出身で極貧の身から一代にして財をなした商売人・仁兵衛の人生を、喜劇的な描写で映画化している。西鶴の『日本永代蔵』『当世胸算用』『萬の文反古』のエピソードをもとにしたストーリー。

  • 東京おにぎり娘

    制作年:

  • 千姫御殿

    制作年:

    豊臣家が滅亡した大阪城落城の折、助け出された家康の孫・千姫の後半生を描く悲恋物語。本多家へ再嫁した千姫は吉田御殿にこもり遊興にふけっていたが、招き入れられた男は翌日死体となって池に浮かぶのだった。

  • 白子屋駒子

    制作年:

    封建の世に、あまりにも美しく、あまりにも哀しく、恋に生き、そして恋に散っていった悲恋の女・白子屋駒子の波乱に富んだ半生を描いた大映お家芸の女性作品。衣笠貞之助が、愛弟子の三隅研次のために自ら原作を脚色し、作品を撮らせた。

  • 大江山酒天童子

    制作年:

    日本三大伝説の一つ“大江山の鬼退治”をベースにした川口松太郎原作の映画化。源頼光に市川雷蔵、四天王の渡辺綱に勝新太郎、坂田金時に本郷功次郎、碓井貞光に島田竜三、卜部季武に林成年が扮している。酒天童子を反権力の象徴とした視点がユニーク。

  • 怪談累が淵〈1960年〉

    制作年:

    安田公義監督による大映十八番の怪談もの。貧乏旗本・深見新左衛門は、借金の催促に来た針医宗悦を刃にかけ、下男・三右衛門に死体を捨てにやらせる。しかし、妻のおくまの顔が宗悦に見えてきて彼女を斬り殺し、自らも狂い死ぬ。おくまの情夫・吉松は、死体をつづらに入れて捨てに出た三右衛門を殺し、金を奪う……。

  • 浮草

    制作年:

    ほとんどの作品を松竹で撮った小津安二郎監督が大映で撮った唯一の作品。溝口健二と“いつか大映で1本撮る”と約束していたという。撮影もずっと一緒に仕事をしてきた厚田雄春ではなく、溝口作品には欠かせないカメラマン・宮川一夫を起用。戦前の1934年に同監督が撮った「浮草物語」のリメイクである。ドサ回りの芝居の座長が昔の女のいる田舎町に巡業に。その女には座長が生ませた子供がいるが、その子は座長をおじさんだと思っている。しかし、座長の情婦である女優が昔の女に嫉妬、妹分の女優に座長の息子を誘惑させる。京マチ子の情念むきだしの演技も小津世界にうまく溶け込んで印象的。

  • 破れ傘長庵

    制作年:

    悪徳医師・村井長庵が主人公で、持ち前のず太さと賢さで“欲しいものは何でも手に入れる”とばかりに悪事を重ね、逆に悲業の死を遂げるまでが描かれている。森監督の、人間を冷めた目で見つめる演出の確かさと、勝のアンチ・ヒーローぶりが光る作品。

  • 殺陣師段平〈1962年〉

    制作年:

    長谷川幸延の原作を黒澤明が脚色、瑞穂春海が監督した芸道映画。大正元年、演劇が大衆から離れていきつつあることを感じた沢田正二郎は“新国劇”を創立し、剣劇ものに活路を見出そうとした。もと殺陣師の一座の頭取・市川段平は、必死に立ち回りを研究し、一座に深く貢献していくのだが……。

  • 炎上

    制作年:

    実話をベースにした三島由紀夫の『金閣寺』の映画化。この世で最も美しいものは驟閣寺(金閣寺)の建築だと亡父から教えこまれた青年は、深い憧憬から驟閣寺の徒弟となるが、戦後、訪れる雑多な観光客で寺は俗気にまみれる。彼は、師と仰ぐ住職が戒律を犯して女色に溺れることを知り、不信と絶望感に追いつめられる。自殺しそこなった青年は、ついに寺に放火。そして囚われの身となり、護送される途中列車から身を投じて死ぬ。市川監督はこの観念的な題材を、青年の内面にひそむ心理をリアルに表現することに重点をおいて演出。宮川一夫の美しい白黒撮影も効果を上げていて、原作とは違う魅力をひき出すのに成功している。市川雷蔵初の現代劇出演で、時代劇スターである雷蔵の本作出演には会社側の反対も多かったが、雷蔵の強い要望で実現。以降演技者としても着実に認められるようになった。

  • 鍵〈1959年〉

    制作年:

    耽美派文学の巨匠・谷崎潤一郎が晩年に発表した同名小説を、最も脂の乗っていた時期の市川崑監督が映画化した作品。初老を迎えた地位ある男とその妻、さらにその娘と恋人の医師の4人の奇妙な関係が官能的に描かれている。カラーの発色を極力抑えた撮影が秀逸。

  • 雪之丞変化〈1963年〉

    制作年:

    三上於菟吉の原作を、伊藤大輔と衣笠貞之助が脚色、さらに和田夏十が潤色した時代劇の傑作。1935年版で三役をこなした長谷川一夫は、ここでも雪之丞と闇太郎の二役を演じており、30年近い年月の隔たりを感じさせない。長谷川一夫300本記念映画。

  • 雁の寺

    制作年:

    原作は前年に直木賞を受賞した水上勉の同名の小説。洛北衣笠山にあって、厳しい戒律の守られている禅寺、雁の襖絵で名高く俗に“雁の寺”とも呼ばれるその寺の中で、サディスティックな住職と愛人とのただれた愛欲と、それをのぞき見る不遇な少年僧の虐げられた生活が繰り広げられる。鋭角的でキビキビした川島雄三の演出、独特の角度と構図を見せる村井博の撮影、愛の犯罪ドラマともいうべきサスペンスに満ちあふれたストーリーを展開させた川島と舟橋和郎の脚色、そのどれもが驚嘆に値する仕上がり。そして若尾文子の妖艶さは観る者を圧倒する。

  • 越前竹人形

    制作年:

    越前の寒村に住む若い竹細工師・喜助は父の囲い者の遊女・玉枝と同情心から所帯を持つことになる。しかし肉体のまじわりのない夫婦生活に欲求不満を感じた玉枝は、かつてのなじみ客と情交してしまい、不倫の子を身ごもるが、堕胎に失敗して死んでしまう。失意の喜助は人形制作をやめる……。悲劇性の色濃い物語を、宮川一夫が暗い情感を湛えたカメラで捉えていて、竹林などの自然の景観が圧倒的に美しい。喜助が遊女に寄せるプラトニックな想いを、人形制作への打ち込みぶりで表現した吉村監督の演出が秀逸。肉体の欲求不満を、さりげない官能性を漂わせて表現した若尾文子の演技も印象に残る。

  • 大阪の女

    制作年:

    八住利雄原作の連続TVドラマ『女神誕生』を巨匠・衣笠貞之助が映画化。大阪の焼け残りの一画に暮らす上方落語や漫才の芸人たちの群像を、人情味豊かに描く。大映カラーが捉えた大阪の歓楽街のにぎわいや、華やかなステージの光景が見もの。京マチ子、中村鴈治郎をはじめ、名優たちの芸が冴える。

  • 小早川家の秋

    制作年:

    主として松竹で映画を作ってきた小津が、珍しく東宝で、しかも東宝主演級の俳優を多数出演させ撮り上げた作品である。造り酒屋の小早川万兵衛を中心に、小早川家にかかわる人々の悲喜こもごもを独特の情感で描写している。万兵衛の死んだ長男の嫁・秋子を再婚させようと、親戚連中は手を尽くすが、秋子はなかなか承諾しない。次女・紀子は転勤した同僚への恋を断ち切れずにいる。一方、妻に先立たれた万兵衛は、昔なじみの妾とよりを戻し、人目を盗んでは通い詰めていた。妻の法事の日の夜、急に倒れる万兵衛。一時は回復するが数日後、妾の家でぽっくり逝ってしまう。親戚一同が会し、静かな葬式が営まれる。火葬場の煙突のけむりを人々がそれぞれの思いを抱いて見上げる名シーンの記憶が、伊丹十三監督の処女作「お葬式」に反映した。

  • 好色一代男

    制作年:

    江戸元禄を背景に世之介の女性遍歴を描いた、井原西鶴の『好色一代男』の映画化。「刺青」「清作の妻」などで、どんな障害にも負けず自分の欲望を貫く女性像を描いた増村保造は、それを男性に置き換え戯作的に描いた。但馬屋の一人息子、世之介は父親の心配をよそに放蕩三昧。怒った父は世之介を江戸の出店に修行に出すが、そこでも世之介はしたい放題で、ついに勘当される。頭を丸めた世之介は、流転の末、私娼のヒモにまで成り下がっていく。やがて父が死に、但馬屋を引き継ぐやいなや金にまかせての女遊びの毎日で、お上に財産を没収されてしまう。世之介は好色丸に乗り、新世界に向けて船出するのだった。

  • 女が階段を上る時

    制作年:

    菊島隆三のオリジナルの脚本を演出した成瀬巳喜男監督の名作。夫の死後、生活のために高級バーの雇われマダムになった女と、その周囲に生きる人間たちの生態を描く。身体を張ってのし上がっていく同僚たちを尻目に、貧しくとも堅気の生活に戻りたいと願う主人公を高峰秀子が気高く演じた。男たちに思いを踏みにじられても涙を見せない凛とした姿が美しい。仲代達矢扮する若いマネージャーが捧げる真の愛情にゆらめきながらもふと思いとどまる一種の禁欲性に、成瀬メロドラマの真骨頂が見出せる。なお、題名は高峰の勤めるバーがビルの2階にあることに由来する。

  • 女殺し油地獄

    制作年:

    近松門左衛門の世話浄瑠璃をもとにした古典悲劇で、戦前にも1度映画化されている。河内屋の一人息子・与兵衛は遊女の小菊にいれあげて、莫大な借金をしてしまう。親からも親類縁者からも見はなされた与兵衛は、豊島屋の女房・お吉に相談に行くが、話がもつれ彼女を殺してしまう。

  • 娘の冒険

    制作年:

    早くに妻を亡くして、その後ずっと独身でいる父・宏二は小唄の師匠・田村ますにゾッコン。娘の京子はその師匠の弟子になりすまし、なんとか父の恋を成就させようと画策するが、ますには親の一存によって決められた結婚相手の株屋の若旦那・浅井がいた。大映オールスター・キャストによる青春明朗編。

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