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鰐淵晴子

鰐淵晴子 出演映画作品

  • 海ほおずき

    制作年:

    【台湾で謎を追う私立探偵林プラス唐の異色コンビ】 “濱マイク“シリーズの林海象監督と演劇界の巨匠、唐十郎が組んだサスペンス。台湾を舞台に、ミステリアスな物語が展開する。混沌とした空気を切り取る、林作品ならではの不可思議なムードが全編に充満。脚本を手がけるとともに、うらぶれた探偵役で4年ぶりの映画出演を果たした唐の強烈な存在感も光る。

  • 柘榴館〈ざくろやかた〉

    制作年:

    山崎洋子の同名小説を映画化したエロティックな愛憎劇。壮麗な洋館を舞台に、近親相姦、不倫、殺人などのおどろおどろしい事件が交錯する。人里離れた邸宅に暮らす立花家の住み込み介護士として雇われた沙季。気難しくも妖艶な女主人の久代の世話をするうちに、彼女はこの家の人々に宿る呪われた運命を知るのだった。

  • 不機嫌な果実

    制作年:

    【現代女性の性への願望を描く林真理子の不倫小説の映画版】 TVドラマ版との競合も話題となっている、林真理子の小説を映像化した大人の恋愛劇。不倫の恋を楽しむ人妻の性の欲望を通して、現代女性のリアルな願望を浮き彫りにする。

  • 銀嶺の王者

    制作年:

    当時日本全国に“ザイラー・ブーム“を巻き起こした、オーストリアの天才スキーヤー、トニー・ザイラーを主演に据えたスキー映画。アルプスの雪崩で友人を失ったザイラーが、傷心をいやすためはるばる日本へ。そこで彼は、日本娘と美しい恋の花を咲かすのだった。「黒い稲妻」(1958)で、ザイラーの華麗なスキー・シーンを捉えた名カメラマン、ラウテンフェルトがわざわざ来日して担当したスキー・シーンが見もの。

  • アジアンビート日本篇 アイ・ラブ・ニッポン

    制作年:

    日本を含むアジア6ヵ国の若手監督たちが、同じ主人公(=永瀬正敏)を起用して競作する“アジアンビート“シリーズ第1作。ふとしたことがきっかけで、日本を揺るがす極秘情報を握るテロリストのフィリピン少女・バナナと出会ったことによって様々な事件に巻き込まれていく主人公“TOKIO“。本作ではTOKIOの登場と日本からの脱出までを描いている。なお、劇場公開されたのは本作のみで、あとの5作品はビデオ・リリースのみで、タイトルは「…シンガポール篇 ラブ・フロム・テマセク」「…タイ篇 パウダー・ロード」「…マレーシ

  • 人間の屑

    制作年:

    【21世紀の無責任男他力本願な人生の行方】 町田康の同名小説を映画化した、破天荒な男の生き様。女たちをアテに“普通の生活“を志向する元パンクロッカーの出鱈目な人生を、動と静が交錯する独自のテンポ感で追う。

  • 外科室

    制作年:

    外科室のベッドで手術を待つ伯爵夫人は、どうしても麻酔はいやだという。うわごとを言ってしまうからだ。彼女の病気は、手術をしなければ回復の見込みはない。手術は彼女の主張通り麻酔なしで行われるが、彼女にはどんな秘密があったのか? 玉三郎初監督、50分一本立て1000円興行などで話題となったヒット作。

  • 続・道場破り 問答無用

    制作年:

    人格者の武人・大炊介高央は、ある日妹の許婚を無礼討ちにし、以来人が変わったように乱暴狼藉を繰り返すようになる。息子の乱心を嘆いた父は、ついにその命を奪う決意をし、高央の親友・柾木兵衛がその役を買って出るが……。「道場破り」が好評だったため、その主演コンビを再度起用して内川清一郎監督が撮りあげた時代活劇だが、前作とはまったく話の共通項はない。原作は山本周五郎の『大炊介始末』。

  • オー・ド・ヴィ

    制作年:

    【酒と退廃の香りに満ちた男と女の数奇なミステリー】 函館の美しい景観をバックにした愛憎のドラマ。男と女の駆け引きを、官能的な夜の映像をまじえて描写。あがた森魚によるバンドネオン調の音楽が、ミステリアスな雰囲気を盛り立てる。

  • 天国の本屋~恋火

    制作年:

    【天国と地上を 交錯して描く 普遍的な恋愛物語】 発売当時はほとんど注目されなかったが、地方のある書店から火がついてじわじわと全国に広がり、異例のロング・ベストセラーとなった「天国の本屋」シリーズ。本作は、その第1作と第3作を融合して、篠原哲雄監督が映画化した。普遍的な純愛を、地上と天国の交錯というファンタジックな世界観の中で描くことによって、その純度を高め、深い感動を呼び起こす。

  • 昭和歌謡大全集

    制作年:

    【やられたら、やりかえせ!  復讐のコール&レスポンス】 カラオケ・パーティーに明け暮れる少年グループと、バツイチと同じ名前でつながったオバサン集団の“仁義なき戦い“を昭和歌謡に乗せて描くパンキッシュなファンタジー。殺戮の応酬から互いが充実感を覚えるという村上龍の原作のエキスを充分に抽出しつつ、80年代の日本映画にオマージュを捧げたかのような篠原哲雄監督の卓越したエンタメ精神が光を放つ。

  • 着信アリ2

    制作年:

    【死を呼ぶ着メロの恐怖、再び! 】 三池崇史監督による大ヒット作の1年後を舞台に、新たな“死の着メロ事件“の惨劇を描くホラー映画。登場人物が事件の真相を追い、台湾へと飛ぶ意外な展開が見もの。映画初主演のミムラが恐怖に引きつった表情をリアルに表現するほか、石橋蓮司扮する刑事が前作との橋渡し役を務めている。

  • 天使〈2005年〉

    制作年:

    【超キュートな天使にベタ惚れ! 】 『下妻物語』で絶賛された深田恭子が、全編セリフがまったくない“天使“という難役に挑戦! 東京に舞い降りた天使が、愛を求めている住人たちをさりげなく勇気づけていく。原作は人気マンガ家の桜沢エリカ。また、天使の衣装は、フカキョン自身が原作から得たインスピレーションで描いたもの。

  • 初恋〈2006年〉

    制作年:

    【時効を迎えたあの事件を、意外な視点からあぶりだす】 “三億円事件“の犯人は女子高生だった? 『好きだ、』の宮崎あおい主演による、奇想天外ながら叙情性あふれる1編。自分の居場所がないと感じる少女が、アングラ青年グループと出逢ったことから芽生える“感情“の行方を切々と綴っている。

  • N45°

    制作年:

    21世紀を担う映画監督に挑戦と競作の場を提供する〈J・MOVIE・WARS〉第2期の1本で、“ルーキーバトル“と銘打った、4人の新人監督によるオムニバス。北緯45度に位置する架空の町を舞台に思い思いの世界が描かれる。第1話は祭主恭嗣の1970年代の香りあふれるロード・ムービー「ワンダー・ラビッシュ」、第2話は細部への徹底したこだわりで日本映画の常識を覆した小峯隆生のガン・アクション「パオさんとの復讐」、第3話が佐々木浩久による郷愁を誘う近未来ウエスタン「情熱の荒野」、そして第4話は中嶋竹彦の世紀末的

  • 反逆の報酬

    制作年:

    日活がロマン・ポルノに転向し、ほとんど出番のなかった澤田幸弘が初めて他社で監督したアクション大作。欲と復讐にかられた二人の男が、巨大な麻薬組織に挑戦し見事に壊滅させるまでをムード・アクション調で描く。石原裕次郎と渡哲也の久々の顔合わせが見ものである。

  • B.スクランブル

    制作年:

    “アクション・カメラ=盗み撮り“に情熱を燃やす3浪の青年と、風俗雑誌の編集をしている女子大生。二人のラブ・ストーリーを軸に、風俗産業のメッカ、新宿に生きる人々の姿をセミドキュメンタリー・タッチで捉えた作品。ミッキー・カーチス、ディック・ミネなど異色のキャストが面白い。

  • 眠れる美女

    制作年:

    川端康成原作の『眠れる美女』と『山の音』を融合し、新解釈を施して映画化。初老のクラシック音楽評論家の江口は、薬で眠った少女たちが老人たちの玩具となる“館“に通ううちに、息子の嫁・菊子の寝顔を彼女たちに重ねるようになる。一方、夫の不倫に悩む菊子は義父に想いを寄せ、そんな「館」に通う義父の姿を知った時、眠れる美女になりすます決心をする……。初のフケ役に臨んだ原田芳雄と、アイドルの殻を破りヌードも披露した大西結花が、微妙な父娘を好演している。

  • 愛しき日々よ

    制作年:

    瀬戸内海の海辺の田舎町を舞台に、火葬場で働く一人の青年の姿を通して、死の凝視、母子相姦、老人問題など商業映画がタブー視しがちなテーマを選んだ意欲作。原作は重兼芳子の第81回芥川賞受賞作。歌手・もんたよしのりが本名で映画初出演。

  • らしゃめん

    制作年:

    主演の鰐淵晴子の同名レコードから企画された作品。明治維新、激動期を舞台に、外国人の現地妻となった洋妾(らしゃめん)の悲劇を描くメロドラマ。没落士族の娘・雪は借金のために恋人と別れたあと、アメリカ公使の洋妾になり、数奇な運命にもてあそばれるのだった……。

  • ZIPANG ジパング

    制作年:

    伝説の黄金国ジパングを巡り、盗賊に賞金稼ぎ、加えて徳川幕府にジパング王国などが入り乱れて展開されるエンターテインメント時代劇。林海象監督の突拍子もないアイデアがノンストップで繰り広げられる前半は楽しめるが、ジパングに乗り込んでからの後半が失速気味だ。成田三樹夫の遺作となった。

  • 母子鶴

    制作年:

    三益愛子主演による、大映お得意の“母もの映画“の一つ。旅回りの女奇術師・信子は偶然、戦火の中で別れた夫の再婚と長女の幸福な生活ぶりを知る。だが、二人の幸せのために彼女はあえて何も告げずに去った。混乱した次女・マリ子は愚直な母を恨みもするが、やがて母の待つ舞台へ帰って来る……。

  • 伊豆の踊子〈1960年〉

    制作年:

    川端康成の名作の3度目の映画化。女流文学の第一人者・田中澄江が脚色し、「手さぐりの青春」の川頭義郎が演出にあたった。3人目の踊り子はドイツ人とのハーフ・鰐淵晴子。エキゾチックな魅力で売り出した彼女に伊豆の踊り子は不似合いの感じがするが、まげ姿は美しい。

  • 色ぼけ欲ぼけ物語

    制作年:

    上官たちが終戦直後に隠したとされる時価3億円のダイヤモンドの話を聞かされた主人公の金作は、戦友たちとそのダイヤモンドの捜査を開始する。喜劇を得意とする堀内真直演出のユーモア作品。主演は堀内とはなじみの伴淳三郎。脚本には、後の江戸川乱歩賞作家の小林久三が参加している。

  • 脱走遊戯

    制作年:

    囚人を刑務所から脱走させる“脱走仕掛人”の活躍を描くアクション映画。多額の報酬で脱獄の手助けをする神木隆は、ある脱獄グループの一員として働くことになった。しかし彼の本当の目的は、グループのボス・田所が狙う30億円のダイヤを横取りすることだったのだ。キレのいいアクションで魅せる千葉の悪党ぶりが見もの。

  • はだしの花嫁

    制作年:

    鰐淵晴子・倍賞千恵子主演による明朗青春映画。瀬戸内海の美しい自然を背景に、“週刊レディ”の女性記者・矢野玲子と友人の中島洋子は、一人の青年をめぐって恋のさやあてを演じる。倍賞千恵子を売り出した“花嫁”ものの第3作。

  • 泣いて笑った花嫁

    制作年:

    内緒で演出家の助手をしていることが父にばれ、口論から家出した浅草の玩具問屋の一人息子が、自分の力で公演を成功させていくまでを、彼に想いを寄せる娘の母が実は父の昔の恋人だった、などのエピソードを交えて描いた恋愛喜劇。若さあふれる鰐淵が魅力。

  • 悪魔が来りて笛を吹く〈1979年〉

    制作年:

    不気味なフルートの音とともに起きる殺人事件を、西田敏行扮する名探偵・金田一耕助が鮮やかに解決する。監督は『太陽にほえろ!』『俺たちの旅』などTVシリーズで傑作を撮っている斎藤光正。光と影をうまく対比させた映像作りが面白い。

  • 二十世紀少年読本

    制作年:

    サイレント映画をモチーフにした「夢みるように眠りたい」でデビューを飾った林海象が、今度は日本のサーカスをテーマにしたノスタルジックな世界を奏でるモノクロ映画。サーカス団に育った二人の兄弟が、別々の未来へと進んでいく様を描いていく。木村威夫と山崎秀満の美術が秀逸だ。

  • 平成無責任一家 東京デラックス

    制作年:

    「月はどっちに出ている」に続く、崔洋一、岸谷五朗コンビ作品。飴屋一家の家業は詐欺師。結婚と離婚を繰り返す母のもとには父親の違う兄弟が5人。故郷、土城市の市長選トトカルチョで大損した一家は、一発逆転を夢見て、花の東京にやって来る。行く先々で様々なトラブルの種をまき散らしながらも、なんとか大金を騙し取るが、いちばん信頼していた家族の一人にハメられ……。ホームドラマというよりも、珍道中という呼び名がふさわしい、前進あるのみの詐欺師一家の物語。

  • 二十一歳の父

    制作年:

    女マッサージ師と結ばれた盲目の青年は、若くして父親になり幸福な日々を送っていた。しかし交通事故で妻と子を一度に亡くし、失意の彼も服毒自殺を計る。成島東一郎のカメラ、武満徹の音楽が見事。後年、シリーズでTVドラマ化されたバーニング・ラブ系の純情青春映画。

  • 猟銃

    制作年:

    「わが愛」「白い牙」に続く五所平之助のいわゆる“井上靖・愛の3部作”にあたる。離婚した女は従妹の夫の愛人となる。ある日、別れた夫と再会し復縁を迫られた彼女は、戸惑いながらもそれを断る。やがてその前夫が他の女と結婚することを知り、女は自殺する。

  • 踊りたい夜

    制作年:

    元々ミュージカル映画指向の強かった井上梅次監督が、原案・脚本も手掛けたミュージカル・ドラマ。東京のナイトクラブ“白馬車”で人気者の3姉妹、マリ、ユリ、ミッチーはショーダンサーを目指していたが、マリは偽りの恋に走り、ユリは作曲家と結婚。バラバラになった3人だが、やがてショービジネスの世界に戻ってくる……。

  • ノンちゃん雲に乗る

    制作年:

    天才少女ヴァイオリニストとうたわれた鰐淵晴子の本格的デビュー作。木に登って枝が折れ、池に落ちたノンちゃんが雲の上の白ヒゲのおじさんに出会うというマジカル・ファンタジー。童話作家のベストセラーが原作で、当時の人気女優・原節子も出演。雲の上の世界を映像化したアニメ合成などの特撮も独創的。

  • 眠狂四郎無頼控 魔性の肌

    制作年:

    90年前の島原の乱の折りに、ポルトガルから天草四郎に送られた秘宝マリア像を京都に献上する役目を命じられた武士とその娘。娘の出生の秘密を知った狂四郎は彼女に同行するが、謎の教団・黒指党が行手を阻む。工夫を凝らした殺陣と快調なテンポで水準以上の出来。

  • HOUSE ハウス

    HOUSE ハウス

    制作年:

    「時をかける少女」「漂流教室」などファンタジー映画の第一人者・大林宣彦監督の劇場映画デビュー作。7人の少女が生き物のような“家”に、次々と食べられてしまうというホラー・ファンタジーを、様々な特撮を使って見せてくれる。ソフト・フォーカスを用いたCF的映像、実写とアニメの合成など、以後の大林映画につながるほとんどすべての技術が、この作品に集約されている。テーマ主義に走り、映像への配慮があまりなされていなかった当時の日本映画の中で、遊び心のあるエンターテインメント映画として異彩を放っていた。池上季実子、松原愛のヌード・シーンもあり、サービス精神も満点。

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