『Dr.アシュラ』松本若菜ら涙の撮了! 「皆さんと一緒に作れたことを誇りに思います」

関連 :
ドラマ『Dr.アシュラ』(フジテレビ系/毎週水曜22時)が、このほど撮影最終日を迎え、主演の松本若菜率いる“チームアシュラ”がオールアップした。最終話は本日6月25日放送される。
【写真】笑顔が美しき松本若菜、クランクアップショット
こしのりょうによる同名漫画を実写化した本作は、帝釈総合病院救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医・杏野朱羅の活躍を描く救命医療ドラマ。
3月初旬にクランクインしてからはや3ヵ月。“ノンストップ救命劇場”と銘打った今作は、次々と運び込まれてくる急患をノンストップで救命し続ける医師たちの壮絶な日々を描き続けてきたが、ドラマさながらに撮影現場も過酷を極め、キャストとスタッフたちは固い絆と団結力を武器にハードな3ヵ月をノンストップで駆け抜けた。
この日、撮影クルーが臨んでいたのは、最終話のとあるシーン。朱羅にとって最大の“修羅場”が訪れる最終話で、救急科メンバーたちとの感動的な対話が繰り広げられる。物語の初期の頃は救急科で孤軍奮闘していた朱羅だったが、朱羅の情熱と揺るぎない信念に感化された医師たちが次第に朱羅のもとに集まり、ついには“最強アシュラ布陣”が完成。薬師寺保(佐野晶哉)、多聞真(渡部篤郎)、阿含百合(片平なぎさ)、金剛又吉(鈴木浩介)、大黒修二(田辺誠一)、六道ナオミ(小雪)、梵天太郎(荒川良々)ら医師たちと、看護師の三宝加代子(阿南敦子)、九曜沙苗(結城モエ)、水吉歩夢(荒井玲良)。彼らは団結し、過酷な救命の最前線に立ち続け、多くの尊い命を救ってきた。
一足早く撮了を迎えたのは佐野と渡部。「ただいまのシーンをもちまして、薬師寺保役、佐野晶哉さんオールアップです!」というスタッフの発声を受けると、スタジオ内には大きな拍手が鳴り響き、佐野は高らかに拳を突き上げガッツポーズ。松本から鮮やかな花束が贈呈されると、満面の笑みを浮かべ喜びをあらわにした。不器用、でもまっすぐ。作品、現場にとって欠かすことのできない“元気印”は、緊張から解放され、ほっとした表情を浮かべると、共に走り抜けた戦友たちに深々と頭を下げ、感謝の気持ちを述べた。
続いて、朱羅の師匠・多聞を演じた渡部もクランクアップ。冷静でありながら心の内には熱い信念を持つ多聞。そんな役柄とシンクロするかのように、現場で“憧れの上司像”であり続けた渡部は、オールアップのかけ声を聞くと柔和な笑顔を浮かべ、周囲へのねぎらいと感謝の言葉を語った。
そして、全てのシーンを撮り終え、松山監督が最後の「オッケー!」をさけぶと、スタジオには大きな拍手とこの日一番の笑顔であふれかえった。松本を筆頭に全キャスト、全スタッフが全身全霊を注いだ『Dr.アシュラ』もついにこれにて撮了。達成感をかみしめ、互いをねぎらう面々だが、それと同時に別れの寂しさもこみ上げてきたのか、時に声をふるわせ、涙をぬぐう場面も。松本らキャストたちは整列し、オールアップを迎えた心境と周囲への感謝の思いを語った。
ドラマ『Dr.アシュラ』最終話は、フジテレビ系にて6月25日22時放送。
※コメント全文は以下の通り。