大音智海、世界初演の1人ミュージカル『BLACK BOX』に挑む 浅草九劇で10月上演
■大音智海(主演)
「渾身の新作ミュージカル、その主人公Davidを是非演じて頂きたい」
そんなお言葉と共に頂いたお話でした。俳優として、非常に心躍るお言葉でした。
その上で台本を読み、ものすごくDavidの人生に惹かれました。
こんなにも成し遂げたいものがあり、それを狂気と共に追い、
もがき苦しんでいた男がいたのかと。
僕は夢を追って生きてきました。
いくら手を伸ばしてもそこに届かない現実にのたうちまわってきました。
Davidと一緒に戦いたい。
彼と僕の中に渦巻く狂気をぶつけ合ってこの物語を最高の熱量でお届けしたい。
そう思い、出演を決意しました。
夢の果てにどこに辿り着くか、是非見届けに来てください。
■Paul Hodge(脚本・作詞・作曲)
『BLACK BOX』が東京で世界初演を迎えることを、とても嬉しく思います。
デイビッド・ウォーレンはブラックボックス(フライトレコーダー)を発明した人物ですが、その功績を誰にも語ることができないまま生涯を送りました。その知られざる歴史に強く惹かれたことが、この作品を書くきっかけでした。そしてもう一つ心を動かされたのは、彼の父親が飛行機事故で亡くなっていたという事実です。
実は、デイビッドがこの発明を思いつくきっかけとなったのは、彼自身が愛していた「音楽」でした。だからこそ『BLACK BOX』はミュージカルという形になりました。今回は、この作品を一人芝居として再構成し、主人公以外の登場人物はすべて録音された「声」として存在するようにしました。それは、ブラックボックスがすべてを失ったあとも、パイロットたちの「声」を残し続ける存在であることを重ね合わせたかったからです。
日本の皆さんに、この物語をお届けできる日を心から楽しみにしています。
■渋谷真紀子(翻訳・訳詞・演出)
日豪友好協力基本条約50周年という節目の年に、一人ミュージカル版『BLACK BOX』を世界初演できることを大変光栄に思います。
本作は、ブラックボックス(フライトレコーダー)を発明したオーストラリア人発明家デイビッド・ウォーレンの実話をもとにしたミュージカルです。約5年間、日本とオーストラリアの両国で活動してきた私にとって、「安全を守りながら革新を生み出す」という価値観は、両国を結ぶ大切な共通点の一つだと感じています。
空の安全を追い求めた一人の発明家の情熱と、その陰で支え続けた家族との葛藤を通して、「私たちは限られた人生の時間を何に捧げるのか」、そして「どんな声に耳を傾けて生きるのか」という普遍的な問いを描きます。自分自身の心の声、家族の声、失われた過去の声、未来へ託される声。本作は、そんな人と人を繋ぐ「声」の力を描く物語でもあります。
主人公以外を録音音声で表現し、映像とサウンドデザインによって記憶を辿る新たな上演形式にも挑戦します。大音智海さんをはじめとする素晴らしいキャスト・スタッフと共に、浅草九劇ならではの没入型ミュージカル体験をお届けしたいと思います。
また、皆様からいただく“声援”も、この世界初演を支える大切な力です。ぜひ劇場で、デイビッドの熱量を感じ、『BLACK BOX』に刻まれた“声”に耳を傾けていただければ幸いです。
【公演概要】
ミュージカル『BLACK BOX』
10月28日~11月1日
【会場】
浅草九劇
【出演 Cast】
デイビッド・ウォーレン役:大音智海
*New Voiceキャスト
【Voice Cast】
ルース・ウォーレン役:北川理恵
ローレンス・クームズ他:戸井勝海
ピーター・ラングフォード他:ひのあらた
エリー・ウォーレン他:今泉りえ
タイク・マーフィールド他:金子大介
【脚本・作詞・作曲】
Paul Hodge
【演出・翻訳・訳詞】
渋谷真紀子
【歌唱指導】
今泉りえ
【振付・ステージング】
小石川茉莉愛
【音響】
牧嶋康司
【照明】
小野寺純子
【映像】
九頭竜ちあき
【美術】
根來美咲
【衣裳】
大東万里子
【ヘアメイク】
MAKEOVER TOKYO(小川実桜)
【演出助手】
田中雅樹
【舞台監督】
仲里良
【キャスティング】
川崎眞樹(「崎」は「たつさき」が正式表記)
【制作・票券】
伊藤沙耶
【宣伝デザイン】
1.2.3.design
【アクセサリー協力】
Nijinokakera
【訳詞制作協力】
橋本薫子
【アシスタントプロデューサー】
根本真子
【企画・主催】
Luna Hana Theatre Company
<公式HP> https://www.makikoshibuya.com/blackbox2026